パルシィで連載中の漫画「私とこわれた吸血鬼」（厘のミキ先生）20-1話を読んだので、ネタバレと感想をご紹介しますね！
ひどい怪我だったものの命に別状は無い、と藤の容態を報告するとばり。
ホッとする樹ですが、ようちゃんは藤との行為について聞かされ、ショックを受けてしまい…？
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私とこわれた吸血鬼 ネタバレ 20-1話！樹を見下すとばり…ようちゃんは謝れと言い
興奮したようちゃんの前に出されたのは、グラスに入った血液。
混ぜ物ではない単一個人の血液であるそれを、とばりはようちゃんに飲むように勧めるのでした。
ところが誰かの血液であるそれを飲んだら、ようちゃんがその人に依存してしまう・・・と思った樹はそれを止めようとします。
気持ち悪いから飲まないと言うようちゃんの言葉に安心する樹でしたが、とばりはさらに追い討ちをかけるのでした。
樹だけに負担をかけず、他のものと併用したり置き換えたりするべきだ、と言うとばり。
それでも飲みたくないと言うようちゃんに、とばりは会社のためだと言うのです。
その血液は、買収交渉中である製薬会社の社長令嬢のものだと言います。
それを聞いて、ようちゃんの相手候補にと考えられていた令嬢のことだと気付く樹。
要は停滞している交渉の解決のため、令嬢といい関係になれ、と言われているようなものです。
黙り込んだようちゃんを見て、樹は焦って彼に近寄るのですが・・・。
しかし急に立ったことで、ふらついて椅子に座り込んでしまいました。
それを見たとばりは、やはり樹1人ではリスクが大きすぎる、とようちゃんに言い聞かせるのでした。
会社同士の利害が一致しているだけで、令嬢とどうにかなれと言う話ではない、と言うとばり。
しかし樹には信じられません。
血液への依存が恋愛に似た感情だと知っている樹は、グラスに手を伸ばしたようちゃんの腕を掴んで、飲まないでと引き止めます。
グラスを持ち上げた腕に縋りつき、飲んだらその人のことを好きになってしまう！と涙目で訴える樹。
しかし次の瞬間、ようちゃんはそのグラスを窓の外へ放り投げました。
そして自分の命は樹だけだと、彼女の肩を抱き寄せます。
そんなようちゃんを見て、血をたくさん飲めば平常心を保てると覚えているのに、樹1人の血液に頼るのは無謀な作戦だな・・・と呟くとばり。
そもそもようちゃんの不安定な心は、樹への嫉妬心や独占欲から生まれています。
心を安定させるのも、不安定にさせるのも・・・樹自身が原因なのです。
樹を殺さないためなら無人島のお花畑に一生2人きりでいるしかないなと言うとばりに、自分自らが樹を守る、と強く言い切るようちゃん。
諦めた様子のとばりは、来週の総会の話を始めるのでした。
部屋へ帰るよう促された樹に、とばりは今夜ようちゃんを5、6発抜いてあげて、とからかい混じりに声をかけます。
ようちゃんはそんなとばりを、樹に謝れと冷たい目で睨み付けました。
冗談だと軽く流すとばりに、さっきのこともだと言うようちゃん。
声を震わせながら、樹と藤の辛い出来事を嘲笑ったことを謝れ、と机に爪を立てます。
そんなようちゃんの姿を見て、目に涙を浮かべる樹。
とばりが樹の顔を見て謝ったことを確認すると、ようちゃんは樹を部屋に帰すのでした。
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私とこわれた吸血鬼 ネタバレ 20-1話 の感想！
確かに樹1人でようちゃんに血液を与えるのは、リスクが大きいと感じます。
しかし他の人の血液をようちゃんが知ってしまえば、自分への恋愛感情が薄れてしまうのではという樹の不安も分かりますし、難しいです・・・。
そしてようちゃんが、自分や樹のためだけではなく・・・藤のためにもとばりに怒ってくれました。
本当は藤のことを思い出すのも苦しいはずですが、震えながら怒ってくれたようちゃんに感動してしまいました！
2人は一体これからどうなっていくのでしょうか？
続きが気になります！！