パルシィで連載中の漫画「私とこわれた吸血鬼」（厘のミキ先生）16話を読んだので、ネタバレと感想をご紹介しますね！
ようちゃんの所を抜け出して、弟である藤を助けに向かった樹。
そんな樹を追いかけるようちゃんは、血が足りないと道路に倒れてしまい…？
※パルシィの16-1話、16-2話、16-3話までをまとめました！
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私とこわれた吸血鬼 ネタバレ 16話！現れた七滝は樹に初めてを藤としろと言い出し…
道路に倒れ込む姿を心配し声をかけた女性に、襲いかかったようちゃん。
その時一台の車が・・・なんとようちゃんを撥ねたのです。
ドンという鈍い音とともに、吹き飛ぶようちゃんの体。
車から降りてきた運転手であるとばりの部下は、悲鳴をあげる女性に早く立ち去るように促します。
後部座席から出てきたとばりはようちゃんの方に近付き、大丈夫かと声をかけました。
しかしようちゃんは、とばりの声など聞こえない様子で樹の名前を呼ぶのでした。
その頃桜は、自宅で彼氏と一緒に話していました。
桜は助けを求めた樹に、そっけなくあしらわれたことを怒っています。
彼氏の前で樹のことを責め続ける桜。
樹がバカだから怒っているのだと言う桜に、彼氏は樹が、桜の話していたようなイメージではなく、普通のか弱そうな女の子だったと話します。
それなのに桜の当たりが強い態度を見て、引いたと言います。
少し冷めそうだという彼氏の言葉に、桜はポロポロと涙を流しました。
彼氏は慌てて嘘だと謝ると、桜は樹が悪いのだと泣き出してしまいました。
樹が何も言わないから自分は何も知ることができない、自分たちのことを信用していないのだと言う桜。
そのくせ、どこかに隙を残し、察して欲しがっているのが気に入らないと言う桜に、彼氏はその隙が家族なのではないかと言うのでした。
その時、桜の家のインターホンを誰かが鳴らすのでした。
藤を迎えに行った樹は、そこで雨森七滝と名乗る少年に出会います。
「雨森」と言う名字に樹は、この子も吸血鬼なのかと息を飲みます。
七滝に、なんであの屋敷にいるのかと聞かれた樹は、屋敷の中にいる所を隠し撮りした写真を見せられたのでした。
雨森家現社長の弟の長男だ、と言う七滝。
つまり・・・とばりやようちゃんの従兄弟であり、本家のことをずっと張っていたのだと言うのです。
ようちゃんが生きていたことを嬉しい、と言う七滝。
他人の血って美味しいのかなと聞く七滝に、ようちゃんは別に美味しくないと言っていた、と伝える樹です。
じゃあますます君の存在理由がわからないと言って、七滝は樹が、ようちゃんの下の世話をしているところの写真まで出してきました。
もしかして不能か？と七滝はぶつぶつと呟き、それなら後継者には相応しくない・・・何が完璧な吸血鬼なのだと喜び興奮している様子。
その様子を見て何かおかしいと感じた樹は、どうにか逃げないと、と倒れている藤に視線をやります。
そんな樹に頼みがあるのだと告げる七滝。
ようちゃんの社長就任が発表されたら、メディア関係者に彼に監禁されていると訴えて欲しい、と言うのです。
監禁されてなどいないと言う樹に、雨森の新社長就任は絶対マスコミに騒がれるから、世間の注目が集まった時に叩き落としてやりたいのだと言う七滝。
監禁なんてされてないしお金もいただいてないから、そんなことはできないと言う樹。
なんで金を貰ってないのかと聞く七滝に、樹は彼のためにそばにいるのだと訴えました。
七滝はそれを聞き、まさかようちゃんに惚れているのかと聞きます。
それこそようちゃんを社長にしない方が、樹にとっても得ではないかと言う七滝。
雨森の直系に、結婚の自由などないからです。
利害の一致だと言う七滝は、ようちゃんへの事業承継は白紙にすべきだと熱弁します。
自分の方が社長に相応しいと話す七滝ですが、突然閃いたと言って計算問題に戻ってしまいました。
問題を解く七滝の手には大きなペンだこがあり、血が滲んでも彼はペンを動かす手を止めません。
痛そうだと思った樹は自分のハンカチを取り出し、彼の手を取って血を拭います。
しかし、時間が経っても治らない彼の手の傷に樹が疑問を持った瞬間、七滝が首筋にガッと噛みつくのでした。
樹の首筋に急に噛みついた七滝は、樹に向けて・・・くさいから近寄るな！と叫びます。
そして倒れた樹の腕を掴むと、この女とヤッていいぞ、と周りにいた不良に声をかけるのでした。
喜び樹を押さえつける不良たちの1人を、倒れていた藤が蹴り上げました。
樹を囲む不良を殴ると、息絶え絶えになりながら逃げろ・・・と樹に話しかける藤。
しかし次の瞬間、返り討ちにあい、ボコボコに殴られてしまいます。
死ねと叫びながら藤に向けてナイフを取り出す不良を見て、樹は泣きながら私はどうなってもいいからやめて！と叫びました。
その光景を見て七滝は、いいことを思いついた、と藤の首元にナイフを突き付けます。
そして・・・樹の初めては藤に奪ってもらおう、と言い出すのです。
解放された樹は藤に駆け寄り、早く病院に行かせて下さい、と七滝に頼みます。
それはいいが、その前に藤とするんだ、と脅してくる七滝。
これ以上要求は聞きたくないという七滝の言葉に、唇を噛み締める樹です。
ふらふらになりながら起きあがろうとする藤を制した樹は、お姉ちゃんに任せて、と藤に笑いかけます。
そして藤のベルトに手をかけると、下着の中に手を差し込みました。
なかなか準備できない二人に周りの不良も煽りだし、悔しそうに歯軋りをする藤。
そんな藤に樹は、もうちょっと我慢してねと微笑みかけます。
病院に行ったらすぐ手当てしてもらおうね、と樹は言い、藤のモノを口に含むのでした。
さすがに快感を我慢できず、感じ出す藤。
それから十分準備ができたところで、樹はにこりと微笑んで藤の上に跨りました。
そして藤の静止も聞かずに、樹は涙目になりながら藤のモノを自分に入れようと・・・腰を落とすのでした。
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私とこわれた吸血鬼 ネタバレ 16話 の感想！
車に撥ねられてしまいましたが、ようちゃんが一般の人を襲うようなことがなくて、本当に良かったと思ってしまいました。
しかしそんなことがあっても、樹の名前を呼び続けるようちゃん・・・。
そして樹が出会った雨森七滝という少年は、ようちゃんの従兄弟だったようです！
自分が雨森の新社長に就任するために、ようちゃんをどうにか新社長の座から引き摺り下ろしたいようですね。
しかし何を考えているのかよくわからない人物だな、と思います。
突然キレ初めて、樹のことを犯そうとしてきたり・・・やはり一筋縄ではいかない要注意人物のようです。
そして藤を助けるために、七滝の要求を聞き・・・自分の身を犠牲にしようとする樹。
これ以上どんな酷い目にあうのだろうと言うぐらい、毎回酷い目にあっている樹を、早く誰か助けにきて欲しいです…！
樹の初めて、ようちゃんが黙っていないと思います…！！