カンパネッラの漫画「椿くんの熱におぼれたい」（北ムラサキ先生）7巻を読んだので、ネタバレと感想をご紹介しますね！
首についたキスマークの跡を、早見に見られてしまったさくら。
そして椿は、思った以上に早見とさくらの関係が深いことに焦りを感じていて…？
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椿くんの熱におぼれたい あらすじ ネタバレ 7巻！キスマークの跡に胸をときめかせて
思っていたよりも、さくらと早見は親しいというか・・・やたら距離が近いということを知った椿は居ても立っても居られず。
さくらと別れて自宅へ戻ると、早見の経歴をもう一度見直すのでした。
早見皐月35歳、椿と同じS大の経済学部を卒業。
大手代理店マーケティングから入り、あっという間にコピーライターにCMプランナーとして大きな賞を受賞し、そして29歳にして独立。
華麗な経歴を見せつけられ、自分に勝てるところなど何もないと溜め息をついてしまう椿。
紙面から感じ取れる早見の印象は、理想と野心を兼ね備えた優秀なリーダー。
今回のこのバイトの面接の時、理工学部なのに広告系の会社にどうして応募したのかを早見から訊かれた椿は、広告というよりも早見自身に興味があったからだと正直に答えたのです。
OBである早見の記事が就職課にも置いてあり、それを読んでグッと惹かれるものが椿にはあったのでした。
照れるなぁ・・・と早見は嬉しそうに笑い、それが関係あったのかはわからないけれど、最終的には椿の採用を決めてくれたのです。
その時ちょうどさくらからメッセージを受信しました。
今回の家のことも、引き続き早見に保証人になってもらうことで了承してもらったという内容。
そっか！それなら安心しました！と何も気にしていないようなフリをして返信をした椿でしたが・・・。
確かに面倒見の良さそうな早見だけれど、ただの一社員の保証人になるなんて、さくらに対しては過剰なほどに面倒見が良過ぎやしないか！？と椿はモヤモヤしてしまうのでした。
一方のさくらのほうも、椿からそう返信がきたものの・・・。
早見に保証人になってもらっているという話をした時の、驚いたような椿の顔が忘れられないでいました。
早見にも、もう大丈夫だって安心してもらいたいのに、それどころか・・・まさかのキスマークまで見られてしまい、思い出すと今でも恥ずかしくて顔が赤くなってしまうさくら。
今日は暑かったから虫か何かに刺されただけだと苦し紛れにさくらは誤魔化し、そっか！そりゃそうだよな！そんなバレバレな場所にキスマーク付けるなんて学生でもあるまいし・・・とだけ返した早見。
それからそれ以上は突っ込まれることもなく、例の練習のこともスルー。
早見が本当に信じているかどうかはわからないのですが・・・とりあえず疑われることもなくさくらは安心したのでした。
電車の中で、ファンデーションで隠したキスマークを指でなぞりながら考えるさくら。
こうしてキスマークのことを考えるような人生になるなんて思ってもいなかった・・・と。
そして、ふと椿の体温や匂いが頭をよぎり・・・キスの感触を思い出してしまいます。
胸がドキドキとして、自然と口元が緩んできてしまい・・・しっかりしなきゃ！とどんなに自分に言い聞かせても抑えられないのでした。
が・・・それと同時に、やはり過去のことも思い出し、自分には幸せになる資格なんてないともさくらは思ってしまうのです。
誰かを傷付け、迷惑を掛けてばかりだったから・・・と。
それなのに、椿と一緒にいたいというこの気持ちは止められそうにもないのでした。
電車を降りて歩き出したさくらは驚きます。
なんと・・・椿が立っていたのでした。
いきなり来ちゃったけど・・・会えて良かった！と微笑む椿の顔を見て、さくらは一気に気持ちが溢れ出します。
ジッと椿を見つめ、近付いていき・・・椿の着ているパーカーをギュッと掴むのでした。
なかなかうまい言葉が出てこないさくらでしたが、表情や様子を見て察した椿は大きく手を広げたのです。
抱き締めて欲しいってことだよね！？と。
そして、さくらが何か答える前に、人目もはばからずにギュッと抱き締めたのです。
幸せだぁ・・・と呟く椿の言葉を聞いて、自分にでも誰かを幸せにしてあげることができるのだと、嬉しく思うさくらなのでした。
日曜日、椿は早見と二人で会社にいました。
どうしてもやらなくてはいけない仕事が早見にはあり、椿に手伝ってもらっているのです。
休憩中、この間の飲み会の帰りのことをさりげなく椿に訊ねる早見。
すっかり酔っぱらってしまったさくらのことを、椿が送り届けたのです。
きちんと玄関先まで送り届けたと答えた後、今度は椿が早見にこう訊ねるのでした。
二人は元カレ元カノとかそういう関係なんでしょうか！？と。
色々あった時に多少力になってあげただけだと早見が答えると・・・妻帯者に遊ばれて、ボロボロになっていた時のことですね！？と椿が言います。
すでにそんなことまで、さくらは椿に話しているのかと驚く早見。
君たちは付き合っているのか・・・！？と早見は静かに椿に訊ねるのでしたー－－。
>>>椿くんの熱におぼれたい ネタバレ 8卷 はこちら
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椿くんの熱におぼれたい ネタバレ 7巻 の感想！
虫に刺されたなんて誤魔化しても、早見はきっと気が付いていますよね。
信じたくはないだろうなぁ。
早見も言っていたけれど、確かにあんな目立つところにキスマークはちょっと子供っぽいかなぁ・・・とも思いました。
まさか突然現れた大学生にさくらをもっていかれてしまうなんて、早見も思ってもいなかったはず。
早見にも頑張って欲しい・・・という気持ちも少しあったけれど、もう遅いかなぁ。
さくらの気持ちは完全に椿にありますよね。
次回も気になります！