BE・LOVEの漫画「ちはやふる」（末次由紀先生）244話を読んだので、ネタバレと感想をご紹介しますね！
2勝2敗までもつれ込んだ、名人クイーン戦の第5戦！
一進一退を繰り返しながらも終盤に突入します。
両者一歩も譲らない状況に、会場内は緊迫し…！
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ちはやふる ネタバレ 244話！名人クイーン戦の第5戦！ちはの札を取ったのは…！！
とてつもない緊張感が漂っている、名人クイーン戦の会場内。
そのため、どんな微かな音でもそれはノイズになってしまい、風の音や衣擦れの音、拳を握る・・・音とは言えないような音でさえ、読手は気になってしまうのでした。
カメラマンの指示用イヤホンから、声が漏れているのを指摘するほど。
この部屋の中では、自分の声だけを選手達に届けてあげたい！という気持ちだけで読み上げていきます。
周防は、ここにきて完璧に音をとらえて、スマートに札を取りにきているのでした。
一方、詩暢のほうも負けてはいません。
鋭い反応を見せ、怒涛の4連取をし、千早を追い詰めます。
千早はというと、汗を拭いながら、息が上がってしまっているのが誰が見てもわかるほど。
読手はふと、不思議な感覚に襲われるのでした。
札を読む前だというのに、周防がこう目の前にフッと姿を見せるような・・・そう、まるで何もかもが見透かされているかのような錯覚がするのです。
読手は、もしかして・・・！？と焦るのでした。
自分でも、ふを読む前だけ息を吸う音が違ってしまうことに気が付いてはいるのです。
気を付けてその癖が出ないように努めてはいるのですが・・・どうしてもその差を周防には聞き取られてしまっているのでした。
詩暢のほうも、自分は今まで、一度もふを千早から取れたことがないということに気が付きます。
ということは・・・千早も周防のように、この読手のふを読む時の違いに気が付いているのでした。
その後、新は周防に6連取を許してしまいます。
改めて周防の強さやすごい集中力を感じるのでした。
須藤もそんな周防を見て感心していて、札を取りに来たものの見失ってしまった様子の周防に、札を代わりに拾い上げて手渡します。
病気により、視力が弱ってきている周防。
須藤が居てくれて本当によかったと言った後、それにしても厳しくなってきたな・・・とつい弱音を須藤にささやくのでした。
こんなにもかるたに愛されている人なのに、そんなこと言わないでくれ・・・と切なくなる須藤。
周防が札を持って戻ると、新の手の甲というか中指の当たりがとても腫れていることに気が付き、大丈夫かと声を掛けます。
99枚目まで取れるから大丈夫だと答えた新の言葉を聞いて、あることに気が付いた周防。
ちはを珍しく狙いにこなかった新。
4試合目を落としても、まったく気落ちした様子ではなかった新。
ちははただ単に自分が持たされただけであって・・・新は5試合目の最後の最後まで見てのことだったのかもしれないと。
新の本性は、追い詰められれば追い詰められるほど、鬼のような強さを出してくるタイプだと思っていた周防。
が・・・今の新からは、なんというか、小さな子供のような真っ直ぐで前向きな気持ちを感じるのです。
それは戦意喪失したわけでもなんでもなく、それどころか先の先を見据えているからこそのことなのでした。
それが周防にとっては逆に恐ろしくも感じられ・・・。
会場内も、息ができないほど静まり返っています。
読手も、どうかこのまま、この数秒でもいいから誰も息をしないで・・・と思うほど。
そんな中・・・新は、ちはを取ります。
そして、千早も同じく詩暢から、ちはを取るのでした。
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ちはやふる ネタバレ 244話 の感想！
読んでいるだけでも、なんだか緊張してしまうような展開でしたね。
実際、かるたの競技は見たことがないのですが、見てみたいと思ってしまいました。
きっと本当にすごい緊張感に包まれているんでしょうね。
そして、何もかもが鋭い人じゃないとできない競技。
スポーツと同じように体力も使いそう。
カッコ良さまで感じてしまいますね！