LaLaの漫画「転生悪女の黒歴史」（冬夏アキハル先生）45話 を読んだので、ネタバレと感想をご紹介しますね！
もう二度と大切な人の命を失いたくないと、ヤトリから剣術を学ぶイアナ。
そんなイアナが今夜の獲物を森で探していると、倒れている男性がいて…！？
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転生悪女の黒歴史 ネタバレ 45話！イアナをお姫様抱っこしたヤトリ…浮気するなと…
ヤトリからの命令もあり、今夜の獲物を探し森を彷徨うイアナ。
そんなイアナは、倒れている男性を見つけます。
慌てて声を掛けるも、男性は意識がない様子。
もしかして魔物に襲われたのだろうかと、心配するイアナですが・・・。
雷が光ったその瞬間、その男性の顔に見覚えがあると気が付いたのでした。
倒れていた男性は・・・オロチでした。
武器を早く完成させたいと、弱いのに1人で素材探しに出掛けてしまったオロチ。
そんなオロチの無事を、他の研究員たちは祈っています。
研究員たちは、オロチの研究している武器を見つめながら、こう話すのでした。
まるで・・・あの武器は誰かのための捧げ物のようだ、と。
何とかオロチを、雨のしのげるほら穴へと運んだイアナ。
彼のメガネをそっと外すと、やっぱり間違いない・・・とつぶやきます。
オロチのメガネには、下手くそな字でサインが書いてあるのでした。
そう・・・オロチは転生前のイアナが考えた、黒歴史のキャラクターだったのです。
リリー王国の王立研究所にいる、オロチ・アイリス。
登場した時は、ずば抜けた頭脳を持っていたのに・・・コノハと会うとまったく別人に変わる予定のキャラクターなのです。
このオロチに会うために、リリー王国へと向かっていたイアナ。
しかし偶然とはいえ、ここでオロチに会うなんて・・・もしかしたら黒歴史もコノハに武器を与えたいということなのだろうか、と思います。
とここで、オロチが目を覚ましました。
慌てて後ずさりすると、ここからは交渉になるかもしれない、と気合いを入れるイアナ。
ところがオロチは、自分のことが分からなくなっていて・・・。
どうやら一時的な記憶喪失になっているのでした。
何も覚えていない様子のオロチの言葉は、嘘ではなさそうだと思うイアナ。
イアナの計画は、オロチを脅して武器を作らせ、黒歴史を物語どおりの流れに修正することでした。
このままでは修正ができないと困るイアナに、ここに何かを探しに来たような・・・と話すオロチ。
予定とは大きく違うけれど、ここで二人が会ったということは・・・やっぱりオロチが武器を作るような流れが来ているのだとイアナは思います。
そしてオロチに、私が記憶を取り戻すサポートをします！とイアナは宣言。
記憶を取り戻すサポートをして、恩返しに武器を作るように話せば上手くいくと考えるイアナなのでした。
そんなイアナの言葉に、でも私たちは初対面では？と訊ねるオロチ。
イアナはすかさず眼帯に手をかざすと、私には過去や未来が見える能力があるのです！とカッコ良く答えたのです。
そう・・・転生前のイアナは、そう言って周囲のクラスメイトたちの占いをしていました。
しかしそれは全くのウソ。
ちなみに運命の人ともう出会っている、と占ったクラスメイトは別の人と結婚してしまいました。
それでも・・・過去や未来がそうだと言い切ってしまえば、人はそれを信じようとする力が働くのだと、イアナは学んだのです。
さすがに名乗れないイアナは、自分のことを占い師と呼んで欲しいとオロチに言います。
そんなイアナに跪くと、お願いします・・・と彼女の手の甲にキスをするオロチ。
あまりにさりげないオロチの行動に、さすがコノハの旅仲間だと納得するイアナなのでした。
イアナとオロチが一緒にいるその頃ー－－。
ヤトリは不穏な空気を感じ取り、イアナに付いていた忍を呼びつけます。
イアナの無事を訊ねるヤトリでしたが・・・彼女なら素敵なイケメンを洞窟の中に運んだところです、と照れながら報告する忍。
その報告を聞いたヤトリは、みるみる顔が引きつってしまいます。
忍にイアナに怪我がないかを確認すると、小さくため息をつくヤトリ。
僕らしくないんだよな・・・浮気しているところに踏み込むなんて、と。
一方で、そんなヤトリの想いを感じ取ったのか、背中に悪寒を感じるイアナ。
気を取り直して、占い結果をオロチに伝えます。
あなたは魔法を研究していて、強い武器を作るための素材を森で探していた、と。
どうして強い武器を作るのかと訊ねるオロチに、そのうち出会う女の子のためだと答えるイアナ。
世界を救うため、つらくて苦しい旅をしている女の子と出会うあなたは、その武器を捧げるだろうと続けます。
そして恋に落ち、彼女を助け守りたくなるのよ・・・とも話すイアナの顔は、愛おしそうな表情。
あなたが恋に落ちているみたいだと、オロチから指摘されてしまいます。
ついつい感情がこもってしまっただけだと誤魔化すイアナに、世界を救う武器を作る、ということかと言ったオロチ。
するとオロチの記憶の中に、あの武器の幻影が浮かんだのです。
少し頭痛がすると言いながら、自分が倒れていた時の状況を思い出すオロチ。
素材集めをしていたのなら、何か周りに痕跡は残っていないだろうか・・・と。
オロチのその言葉に、発見した時の状況を思い出そうとするイアナ。
そういえば、あの時周りにキノコの魔物がいたと思う！とオロチに言うのでした。
そんな二人のもとに、大きな地響きが聞こえてきます。
一体何が・・・と音の方を振り返る二人の前に、とてつもない大きさのキノコの魔物が現れたのです。
山ほどの大きさであるそのキノコから、必死で逃げようとするこの二人。
もしかしてオロチの近くにいた魔物は、この巨大キノコの子供だったのでは・・・と慌てます。
そして今にも踏みつぶされそうになったその時・・・。
颯爽とヤトリが現れ、二人を助け出したのでした。
突然現れたヤトリは、イアナをお姫様抱っこしながらキノコに向かって魔法を発します。
巨大キノコは一瞬で焼き尽くされ、辺りには香ばしい匂いが漂ったのでした。
さすがにキノコが可哀想では・・・とヤトリに言うイアナ。
しかしヤトリは、浮気されている僕が一番可哀想だ！と拗ね気味に答えます。
何か大きな誤解をしていないかと慌てるイアナを、いつまでも離さないヤトリなのでした。
ヤトリに事の経緯を説明したイアナ。
ヤトリから、それはキノコの魔物の胞子によって記憶を失っただけだと言われます。
素材探しをしていたというオロチの話を聞いて、忍を呼びつけたヤトリ。
現れた忍の手には、先程の巨大キノコから落ちた・・・魔力を宿している大きな結晶があるのでした。
その結晶をオロチに渡すと、君はリリー王国の研究員だろうし、自分たちもそこへ向かっているとヤトリは言います。
だから君が本当に研究員なのか、行ってみればわかるはずだ・・・とヤトリ。
ヤトリに助けられて、すっかり作戦は失敗してしまったイアナです。
それでもオロチが危険な目に遭ったのは、早くヤトリを呼ばなかった自分のせいだと謝るイアナ。
そんなしおらしい様子のイアナに、オロチも笑みがこぼれます。
ところがそんな二人を引きはがし、イアナを抱えるヤトリなのでした。
一体ヤトリはどうしたのだろうと、イアナは驚いて目を丸くします。
それはヤトリも同じようで・・・自分は一体どうしてしまったのだろう、と戸惑うのでした。
>>>転生悪女の黒歴史 ネタバレ 46話はこちら
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転生悪女の黒歴史 ネタバレ 45話 の感想！
オロチとイアナの掛け合い、面白かったです！！
コノハに恋をして、彼女を守る設定であるオロチですが・・・。
もしかしたらイアナに恋をしてしまうかも！？とか思っちゃいました。
そしてイアナを助けに来たヤトリ、カッコ良すぎるー！！
しかもイアナを離さないし、ヤトリの気持ちの動きも気になりますね。
辛い思いをしてきたイアナを守って欲しい！！
でもお願いだから、イザークのような展開にはならないで欲しい！！
そしてオロチの作る武器は、一体誰の手に託されるんでしょうか。
続きが気になりますね！