めちゃコミックで独占先行配信中の漫画「葬礼の案内人」(咲間はち子/一那先生)7話を読んだので、ネタバレと感想をご紹介しますね!
消防隊員だった大輔の妻である梨沙は、同僚である賢治郎にあんたのせいだと泣き叫びます。
そこまで言われても何も言わずに土下座する賢治郎…清見は梨沙に大輔の記憶を届けますが…?
葬礼の案内人 ネタバレ 7話!右腕を負傷してもなお助け出そうとする賢治郎に大輔は…
清見と共に、夫である大輔の記憶の中へと入り込んだ梨沙。
驚くような熱風にさらされ、ゴオオオオ!という凄い轟音が鳴り響き、辺りは炎の嵐。
身をかがめながら叫ぶ梨沙は、大きな落下物の下敷きになって苦しんでいる大輔を発見します。
梨沙は、大輔!と叫び、慌てて駆け寄って手を伸ばすのですが・・・その手は素通りしてしまうのでした。
ここは記憶の中なので、見ていることしかできないと静かに梨沙に説明する清見。
うめき声を上げている大輔のことを、泣きながらただただ見ていることしかできない梨沙。
そこへ賢治郎がやって来て、大輔に声を掛けます。
慌てて大輔の上にある落下物を撤去しようとするのですが・・・賢治郎は右腕を負傷していて、ブランブランの状態・・・。
いくら気合いを入れて動かそうとしても、落下物はピクリともせず。
それに気が付いた大輔は、賢治郎が驚いて体をビクッとさせるほどの大声で賢治郎の名前を呼びます。
そして、このままお前ひとりで行け・・・と言うのでした。
もちろんそんなの聞く耳もたずに必死に作業を続ける賢治郎でしたが、ベテランの大輔は右腕がダメになっている賢治郎ひとりでは無理だと百も承知なのです。
涙を流して、ここにひとり置いてはいけない・・・と言う賢治郎に、大輔は驚くべきことを告げるのでした。
俺は・・・ガン末期、ステージ4なんだと。
もうどうせ助かる見込みはないんだから、もういいんだ・・・と言います。
何かが変わってしまうのが怖くて、梨沙にはまだ話していないと言う大輔。
だから・・・俺が死んだからってお前が何かを背負いこむことはない!と。
涙を流し続ける賢治郎でしたが、次の瞬間・・・何か泣き声のようなものを聞き取ります。
それは、生存者・・・しかも子供の泣き声なのでした。
泣き顔から一気に消防隊員の強い顔つきに変わった賢治郎。
頼んだぞ!早く行け!と親指を立てて笑ってみせる大輔。
すぐに応援呼びますから!と言い残し、声のする方へと賢治郎は走り出します。
少し後、どうやら賢治郎は無事子供のことを救出することができた様子。
大輔はそんな賢治郎と子供の無事である声を聞いて、よかった・・・と呟きます。
そして、りさ・・・たくま・・・ごめんな・・・と消え入るような声で呟いた後、そっと目を閉じるのでした。
その瞬間、記憶から覚め、棺の前へと戻された梨沙。
梨沙の頬をとめどなく流れる涙が床に落ち、ポタポタと音がします。
そんな隠し事をしてひとりで苦しんでいたなんて・・・ひどい!でも・・・素敵だった!と叫ぶ梨沙。
すると、梨沙の声が聞こえてか・・・ひとり息子の拓真が安置室に入って来ました。
大泣きしている梨沙の顔を見た拓真は、清見にそのまま体ごとタックル!
すごい音がして、清見は倒れ込みます。
どうやらママを泣かしたのは、清見だと思ってしまった様子。
拓真は、もし何かあったらパパの代わりにママを守ってあげて欲しい、と大輔から言われていたそう。
それを聞いた梨沙はさらに泣き出しますが、このお兄さんはママを助けてくれた人だと拓真に言い聞かせます。
素直に清見に謝り、お礼を言うしっかりとした拓真。
そんな拓真のことをしっかりと抱き締め、ママも強くならなくちゃね!と笑顔を見せた梨沙なのでした。
その後、梨沙は慌てて賢治郎の元へと向かい、頭を下げて謝罪とお礼をしたのでした。
賢治郎も涙を流しながら笑顔を見せてくれます。
清見はそんな二人の姿を見た後、空を見上げるのでした。
今日・・・またひとつ故人と遺族の想いが結ばれ、涙が星になり、星は魂を導いていくのです。
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葬礼の案内人 ネタバレ 7話 の感想!
大輔と賢治郎の場面は、読んでいて涙が出てきてしまいました。
どちらとも素晴らしいですよね。
でも、大輔がガン末期だったなんて・・・びっくり。
梨沙にとっては、それなら仕方ない・・・とはならないと思いますが、すぐに賢治郎に頭を下げに向かうところは、さすが大輔の妻だなと思いました。
ひとり息子の拓真もパパに似て、しっかりとした強い男の子に育っていますね。
これから二人の幸せを願いたくなりますね。
すごくいいお話でした!