JOURコミックスの漫画「それでも愛を誓いますか？」（萩原ケイク先生）123話を読んだので、ネタバレと感想をご紹介しますね！
真山を陥れようと企む赤城の弱みを握り、撤回するようにと詰め寄る池内と田辺。
一方で、純の首筋のキスマークを発見してしまった武頼は、自分といて幸せかと訊ね…？
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それでも愛を誓いますか ネタバレ123話！母を施設に入れた自分を責める純に武頼は…
母のベッドを取り囲むように立つ純、武頼、そして純の兄。
兄とは数年ぶりに再会した純。
その兄が、母が急変した理由を丁寧に説明してくれているのでした。
何度声を掛けても、今はもう目を開けてはくれない・・・と母のことを悲しそうに話す兄。
せめても・・・人生で楽しかった頃の夢を見ていて欲しいと言います。
今からは兄が母のことを見ていてくれるそうで、もう帰っても大丈夫だと言われる純と武頼。
武頼は純の肩を優しく抱いて病室を出ます。
もうすぐきっと母は死んでしまう・・・そう純は思うのでした。
翌日、会社の会議室から分の悪そうな顔をして出てきたのは・・・赤城。
会議室の外では池内と田辺が待っていました。
赤城は自分の悪事を口外しないという代わりに、純と真山の関係のことを上司に訂正するという契約を、池内と田辺の二人と契約を結んだのです。
これでいいだろう！？と一言だけ残して、二人を通り過ぎていく赤城なのでした。
その頃、やった！！とリビングで大きな声を出してしまった純。
履歴書を提出した転職希望の会社から、書類選考が通ったとの連絡がパソコンに届いていたのです。
次は面接だ！面接の練習付き合って欲しい！！と嬉しそうに純が武頼に言うと・・・。
大丈夫！？なんか無理してない！？と武頼は冷静に返してくるのでした。
純の母も今は大変な状況だし、自分もこうして休職している状態なので、純ひとりに負担がのしかかってしまうのではないかと武頼は思ったのです。
無理なんてしていないよ！と即答した純。
もともと外商をガンガンと営業していた純にとって、それは大変だったけれど・・・やりがいがあって楽しい仕事だったと今になって思うのだと言います。
だから・・・母のことがあってもなくても、今もう一度挑戦してみたいのだと。
武頼はそんな純の決意に、頷くことしかできないのでした。
ふと純は、真山のことを思い出すことがよくあるのでした。
武頼のことを裏切り、そしてそれを隠し続け・・・それだけでなく結局は真山のこと傷つけてしまったのです。
心の底から申し訳ないと思い、それを償えるわけではないけれど・・・これからはもっと頑張ってもっとちゃんと生きていこう、と思う純なのでした。
それから数日後・・・とうとう母が亡くなりました。
社内にも掲示されたので、真山や田辺、池内も知り、驚きます。
葬式の日、遺影の前で武頼と話をする純。
老人ホームに入れたのは、母のためなんかではなく自分がラクになりたかったからだと純は言います。
母の体の心配よりも、自分の世話の負担の心配ばかりをしていたことも認めるのでした。
母はいつも、次はいつ来られる！？と訊くのに、最後に話ができた日は・・・もう早く帰りなさいと言ったのでした。
きっと・・・娘である自分の心の中をすべて感じ取って、それで死んでしまったのではないかと純は思えてならないのです。
そんなことはないと武頼は答えるのでした。
枕元にあった編み掛けのあの編み物は、明日も生きるつもりでやっていたもののはずだから・・・と。
武頼の言葉により、大粒の涙を流す純。
気が付けば、同じように武頼も泣いているのでした。
まるで自分の親かのように一緒に泣いてくれる武頼・・・そんな彼の涙を嬉しく思った純はこう言います。
ありがとう・・・武頼の両親も大切にするからね、もっと頑張るから・・・と。
そんな純の頭を優しく撫でる武頼。
頑張り過ぎなくてもいいんだよ・・・と言ってくれます。
子供の頃、母の死が本当に怖くて怯えていた純。
それをこうして受け入れられるようになったのは、間違いなく武頼の存在のお陰なのだと純は思うのでした。
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それでも愛を誓いますか ネタバレ123話 の感想！
お母さん、亡くなってしまいました・・・。
武頼、最近は頼りがないところばっかりが目についていたけれど、今回はカッコ良かったです。
自分の親が亡くなった時に、こういう言葉を掛けてもらえるのって幸せですよね。
身内に何かがあったときには、やはり家族の結びつきを感じるのかもしれません。
真山はこのお葬式に来たりするのかな！？
その辺も気になります。