別冊マーガレットの漫画「サクラ、サク。」（咲坂伊緒先生）19話を読んだので、ネタバレと感想をご紹介しますね！
かばんを届けてくれたのが井竜だということを、思い出せない咲。
苛立ちつい強く当たってしまった井竜でしたが、ようやく思い出したと咲に言われ…？
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サクラサク ネタバレ 19話！咲と井竜の思い出…陽希はあからさまに面白くなさそうで
これは、まだ井竜が小学生の頃・・・。
両親が和菓子屋を営んでいる井竜は、クラスでちょっと肩身の狭い思いをしていました。
それは・・・クラス内に家がケーキ屋をしている同級生がいたから。
誕生日にはいつもそこのケーキを食べているの！美味しいよね！いいなぁ！とちやほやされているところをよく目にしていた井竜。
和菓子も美味しいけど・・・やっぱりケーキが好き！という雰囲気がみんなには出ていて、なんだか下手に気を遣われてもいるようで、嫌な気持ちになるのでした。
そんなことがあって、不貞腐れた顔をして家に帰った井竜。
おやつはケーキがいい！とワガママを言ってみますが、用意されていたのは・・・きんつば。
いらない！と言って部屋へと井竜は向かおうとします。
その時、同じ年くらいの女の子が、ひとりで和菓子が並んでいるショーケースをジッと見つめていました。
きっとお遣いでも頼まれて仕方なく来たんだろうと思って、同情さえしてしまう井竜。
その後、友達の家にでも遊びに行こうとした井竜は、さっきの女の子が自分のバッグをそのまま店に忘れていっていることに気が付きます。
そのバッグを取り、慌てて店を出て追い掛ける井竜。
どうにか女の子に追いつき、カバンを渡すと、その女の子は恥ずかしそうにお礼を言います。
いつもおばあちゃんと一緒に買いに来てくれている女の子だと気が付いた井竜は、どうして今日はひとりなのかと訊くのでした。
和菓子屋の男の子だとその女の子も気が付き、今日はおばあちゃんの誕生日だからプレゼントとして和菓子を買いに来たのだと答えます。
紙袋を大事そうに胸に抱えている女の子。
誕生日に和菓子だということに井竜は驚くのですが、ここの和菓子は美味しいからみんな大好きなのだと笑顔でその女の子は言うのでした。
見た目もすごく可愛くて綺麗だし・・・いつも美味しい和菓子を作ってくれて嬉しい！と。
井竜は、心が温かくなり、自然と笑顔になります。
その女の子とは・・・咲のこと。
そんな昔話を、ふと友達に話してみた井竜なのでした。
一方、同じような井竜との和菓子屋での出会いの話を琴乃や美斗士、そして陽希にしていた咲。
なんかロマンチックな再会だな！と美斗士がつい口を挟むと、あからさまに面白くない顔をしている陽希。
そんな陽希のヤキモチを察した琴乃は、井竜にあまり懐かないほうがいい！と言います。
でも、別に悪い人ではないのに・・・と呟いた咲なのでした。
今日は文化祭当日。
咲達のクラスの流れは、心拍計デバイスを手首につけて、ちょっとしたお化け屋敷に入るというもの。
心拍数が100を超えたらそこで失格。
心拍計デバイスがちゃんと動くかどうかの最終チェックを、みんなでしているのでした。
咲がデバイスを付けている陽希に、グイッと身を寄せて近付くと・・・陽希のデバイスは上がってしまい、またつい期待をしてしまう咲。
そんなことをしていると、井竜が通りがかり、咲は話し掛けます。
気が向いたらここにもまた来てくれるそう。
話を終え、井竜が行ってしまうと・・・また不機嫌な顔になっている陽希。
そんな陽希を見て、嬉しくてまた咲は胸がいっぱいになってしまいます。
今日の休憩時間被っているし・・・一緒に回らない！？とここで陽希は突然言ってくれたのでした。
照れなのか、顔は背けたままの陽希。
うん・・・！とそれに咲が頷いた瞬間、陽希のデバイスが音を立てて鳴ります。
つまりそれは・・・心拍数が100を超えたと言うコト。
これはもう・・・期待するなっていうほうが無理だ、と思ってしまう咲なのでした。
>>>サクラサク ネタバレ 20話 はこちら
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サクラサク ネタバレ 19話 の感想！
陽希の前で井竜の話をしたり、話し掛けたりするのは、咲としてはわざとそうしているわけではなくて天然なんですよね。
結構な小悪魔女子というか、意外とやり手な女子だと思ってしまいました。
こう、男心をくすぐるのが上手というか・・・陽希にしろ井竜にしろ、いつの間にか掌で転がしちゃっている感じ。
子供の頃の話、良かったです！
そりゃ、井竜は惚れちゃいますよね。
学祭、どうなるのか・・・楽しみです。