女の子のヒミツの漫画「離縁は致しかねます!」(山口恵先生)41話を読んだので、ネタバレと感想をご紹介しますね!
昔から自由で能天気な功のことが、羨ましくもあった寛志。
千春をそんな功と二人きりにするのがたまらなく不安になり、急いで家に帰って来るのでした。
そんな寛志に千春は話があって…!?
離縁は致しかねます ネタバレ41話!痣を功に見られたと話す千春…寛志は声を荒げて…
珍しく早く帰宅した寛志は、千春の肩にもたれ、甘えています。
実のところは、この屋敷に二人きりでいる功と千春のことが心配でたまらなくなり・・・慌てて走って帰って来たのでした。
寛志はそのまま千春にキスを繰り返すのですが、千春は大事な話があるのだと寛志の手を止めます。
それでも・・・と手を止めようとしない寛志に、背中を見せて欲しいと言われたのだと、千春は単刀直入に打ち明けるのでした。
一瞬にして、千春をまさぐる手が止まった寛志。
誰に!?と低い声で訊く寛志に、功にだと千春は静かに答えます。
脱衣所の鍵をかけ忘れてしまった時に・・・と千春が経緯を話し始めるのですが、寛志はソファから立ち上がり、そのまま部屋を出て行こうとするのでした。
待ってください!続きを・・・と追いかける千春に、あいつに聞くからもういい!聞きたくない!と背中を向けたまま答える寛志。
寛志の背中からは功に対する怒りが感じられ、千春は彼の背中を慌ててがっしりと掴みます。
変な意味ではなく、功は痣のあるこの背中を絵にしたいと言っているだけだと、千春は弁明するのでした。
あの時・・・背中に大きな痣があることに気が付いた功は、驚くこともせずに、もっとよく見せて欲しいと千春に言ったのです。
とんでもない!お断りです!と恐怖と驚きでしゃがみ込んでしまっている千春に、そういう色っぽいようなお願いではないと功は笑うのでした。
今のその痣を見て、創作意欲が急に沸き上がり、何か閃きを感じたと功は嬉しそうに言ったのです。
それを聞いた千春は、寛志には自分から話をしておくと申し出たのでした。
ここまで説明し終えた千春に、寛志は振り返ってこう言います。
千春自身は、その功からの要求に了承したのか!?と。
そんな如何わしいようなものではないのです・・・これは芸術作品として・・・とまで答えた千春に、夫以外の男に肌を晒すということが!?と遮る寛志。
そんなの理解などできるわけがない!と声を荒げるのでした。
取り乱してしまったことにハッとし、溜め息をついて寛志は静かに謝ります。
その場にヘナヘナと座り込んでしまった寛志に、そっと近づいていく千春。
そして、そわそわしながらこう訊ねるのでした。
これって・・・もしかして嫉妬なのでしょうか!?と。
それに対して、功は・・・昔から自分なんかよりもずっといい男だった、と寛志はまず言います。
何にも縛られずに自分の好きなように自由気ままに生きている功のことが、昔から本当はずっと羨ましく思っていた寛志。
だけど・・・男としては自分のほうが勝っているはずだと寛志は言い放つのでした。
それなのに、功に向ける千春の愛らしい笑顔がどうしても許せなかったのだと。
今も功の肩を持つし、肌を見せることに抵抗もないなんて・・・と寛志は愚痴のような言葉が止まらなくなってしまうのでした。
それは・・・嫉妬というものなんです!と言う千春。
寛志は今まで生きてきて、この嫉妬という感情を初めて味わったのです。
これが嫉妬・・・!?こんな気持ちになるのが嫉妬なのか!?と顔を赤らめて千春に訊く寛志。
クスッと笑いながら、苦しくて情けなくて・・・これが嫉妬なのだと千春は言います。
まるで自分じゃないみたいに感じるでしょう!?となんだか嬉しそうに微笑む千春。
穏やかに笑う千春を見て、以前はどれだけ千春を傷つけてしまっていたのかが、寛志は身に染みてわかるのでした。
もう二度と千春のことをあんな風に傷つけてはいけないと思う寛志。
どうしたらいいものか考え込むのでした。
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離縁は致しかねます ネタバレ41話 の感想!
寛志の嫉妬、可愛い!
けど、まぁ誰でも嫉妬しますよね。
千春の痣は自分だけが見たものであるし、自分だけが知っている秘密のように思っていたはず。
しかも相手がいい男だと認めた親友ですから、なおさらですよね。
結局、寛志は許してあげそうな気もするけど・・・どうなのかな!?
千春自身は功に描いて欲しいと思っているから、それを無理にやめさせるのも、寛志的にはまたモヤモヤしてしまうかもしれません。
どうなるのか・・・気になります!