comicoの漫画「ヌリタス 偽りの花嫁」(りとう春塁/Jezz先生)78話を読んだので、ネタバレと感想をご紹介しますね!
ヌリタスの母レオニーの行方が分からず、苛立つロマニョーロ伯爵。
一方、ルーシャスに手を握られたヌリタスは、あの時の返事を聞かせて欲しいと迫られて…?
ヌリタス 偽りの花嫁 ネタバレ 78話!愛してると言う資格はないと戸惑うヌリタス…
顔を真っ赤にさせているヌリタスの腕を掴み、この間の返事を聞かせて欲しいと言うルーシャス。
ゴクリと唾を飲み込み・・・ヌリタスは心を決めてこう言葉を振り絞ります。
私は・・・公爵様の隣に立つのに相応しいような人間ではないのだと。
そう言ったヌリタスは、トンッとルーシャスの胸元を押しやり、自分から遠ざけるのでした。
ルーシャスは本物であり、自分はただの嘘をついている私生児・・・。
これは卑下でも何でもなく・・・明らかな真実なのです。
目の前にいるこのルーシャスを愛しているという気持ちを認めてしまったら・・・。
この自分に纏わりついている真っ黒な闇が、ルーシャスまで飲み込んでしまうのではないかとヌリタスは怖いのでした。
自分のこの体の半分を構成しているだろう、あのロマニョーロ伯爵とは、長い間多くの人々に血の涙を流させ、そして・・・そのことに対して決して反省などすることのない冷酷な男。
ルーシャスに害をなすことしか考えていないようなロマニョーロ伯爵の血が、半分は自分の体には流れているのだとわかっているヌリタス。
自分のせいで、ルーシャスにこれ以上の災いが降りかかってしまうかもしれないことが怖いのだと、素直にヌリタスは言葉にして伝えます。
この言いようのない苦しさは、自分への罰なのかもしれないともヌリタスは思うのでした。
どんなに想っていても・・・ルーシャスの胸へと飛び込むことは許されないのです。
こんなに苦しいのなら、いっそ時間が戻って、すべてのルーシャスの記憶を失くしてしまいたいとさえ思うヌリタス。
ポタポタと音がするほど涙を流しながら、跪いてヌリタスはこう言います。
あの頃のままでいられたら・・・これほどの幸せを知らなくて済んだのに・・・と。
どうしてそんなに悲しんでいるのか!?と訊ねるルーシャス。
過ぎてしまった過去のことは確かに誰にも変えることはできないけれど、これから未来のことはいくらでもどうすることもできる、とルーシャスは信じているのです。
あなたは・・・私の夫人であり、そして生涯においてたったひとりの女性だと言い、ルーシャスはヌリタスの頬を流れる涙を拭ってあげるのでした。
ルーシャスはヌリタスのことをジッと見つめ、これから何度だってこの涙を拭ってあげようと心の中で誓います。
ヌリタスは・・・ふとこう呟くように言うのでした。
あなたを・・・愛しています、と。
今のは・・・この目の前にいるヌリタスの口から本当に出た言葉なのか!?と茫然としてしまうルーシャス。
いつも恥ずかしそうに、後ろを歩いているこのヌリタスが・・・やっと自分のほうへと真っ直ぐに向かってきてくれたと、とてつもない感動と幸せをルーシャスは感じるのでした。
そして・・・ヌリタスの前に跪き、どこにだろうと共にいますから・・・と言って彼女の手にキスをします。
母の時代から貴族達には弄ばれ、つらい人生を歩んできたヌリタス。
ルーシャスに相応しい人間になりたいと、そう願ってもいいのかもしれないと思うのでした。
が・・・その瞬間、私生児などただの汚水でしかないのにそんなに欲張るな!という言葉が頭をよぎります。
戸惑うヌリタスのことを、ルーシャスはグイっと自分の胸へと抱き寄せるのでした。
必ず最後まで守るから、何も心配することなどない・・・と。
ルーシャスはヌリタスの頬に手を当て、顔を上げさせます。
そして・・・こう言うのでした。
あなたにキスをしてもいいでしょうか!?とー--。
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ヌリタス 偽りの花嫁 ネタバレ 78話 の感想!
ヌリタス、すごい!偉い!
愛しています・・・とよく言いました!
やっぱカッコいいなぁ。
ルーシャスもかなり驚いていましたよね。
もうなんだか息を飲むような展開。
戦闘シーンでもないのに、ドキドキハラハラが止まりません。
次回とうとう・・・二人のキスシーンが見られそうですね!