ザ花とゆめの漫画「野良猫と狼」(ミユキ蜜蜂先生)10話を読んだので、ネタバレと感想をご紹介しますね!
祖母が倒れたという知らせを受け、様子を見に行きたいけれど帰る勇気が出ない環。
そんな環を、俺も一緒に行ってやるから泣くな、と狼は優しく抱きしめて…?
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野良猫と狼 ネタバレ 10話!祖母の様子を見に帰る環と付き添う狼…祖母の手紙には?
祖母が倒れたという知らせを受けてから一週間後…狼と共に村を訪れた環。
祖母の家を訪れた環と狼を出迎えたのは、祖母の世話をしてくれている伯母で、環の顔を見るなり、ふいっと顔を反らし、どうぞ…とだけ口にします。
祖母が寝ている部屋に入った環と狼。
目で見て分かるぐらいに祖母は衰弱しており、結構やばそうだと思った狼は、自分は外で待ってるから何かあったら…と環に言い残し、その場から離れようとします。
だが、環はここに居てと言わんばかりに狼の服をぎゅぅぅと掴んでいて…。
結局、狼は一緒に居ることにしたのです。
うっすらと目を開けた祖母は、その男は誰だと訊きます。
すると、すかさず鈴木だと答えた狼。
環は東京で面倒を見てくれている人だと説明し、ついてきてくれたのだと話します。
ジロっと環の方を見ると、やっぱり正には似ていないな、と口にした祖母。
そして祖母は、正が村を出て行った後のことを話し始めたのです。
18歳の時、村を出て千葉の大学へ行った正。
2年たったある日、突然行くあてのない身重の女性と一緒になりたい、という連絡を受けたのだと祖母は話します。
その女性こそが、環の母親だと明かしたのです。
そして、自分たちの反対を押し切って正はその女性と結婚し疎遠となり…そのまま帰らぬ人となってしまったのだと言います。
さらに環の母親は、環を産んだ後すぐ姿を消してしまい、正は大学をやめて男手一つで血の繋がらない環を育てたのでした。
こうして祖母から真相を聞かされた環。
村の人たちから言われていた「余所者」の本当の意味を知ったのです。
縁側で待つ狼の隣に静かに腰を下ろした環は、お父さん…違った…と小さく呟きます。
その言葉に深くは聞かず、ただそう…とだけ返した狼。
何も知らなかったのは自分だけだったと続ける環、おとうふ体操以外に父親のこと覚えていないのかと訊きます。
覚えてる、と答える環は、保育園に迎えに来る時、父が汗だくだったことやふざけて踊ったり、歌ったり、いつも笑ってて楽しそうで…と思い出を話します。
それを聞き、本当に全然環と似てねーなと口にする狼は、いい父親じゃん…と言うのでした。
帰ろうとする環と狼に、さっさと出ていけ!と言い放つ村人たち。
祖母の面倒も見ず東京に逃げた、また厄介ごとを持ってきた、など酷い言葉を次々環に浴びせます。
言いたい放題の村人たちを睨み付け、怒りを露にする狼。
もし自分たちが環と同じ立場なら、ここで一生暮らせんのか!と言い放ちます。
そして、さっさと出ていけと言われたことに対し、言われなくてもこんなところに置いていかねーよ!と返したのです。
その様子を見ていた祖母は、村人たちに少し自分たちだけにしてほしいとお願いし、環に一通の手紙を渡します。
その手紙は、自分に何かあった時に環に届くように…と祖母が書いておいたものなのです。
これでもう、この村と環は何の関わりもなくなるから、もうここへは来ない方がいいと言い残し、家に入ろうとする祖母。
しかし環は、お葬式には来る、と言い出したのです。
来るな、とハッキリ祖母に言われても、来たくないけど自分は父の子だから一応来る、と真っ直ぐ祖母の目をみながら話す環なのでした。
帰りの電車で、もし一人だったら今日のことを受け止めきれなかったと思う環は、狼が一緒に来てくれてよかったと伝えます。
そんな環の手を握ろうとした狼。
しかし結局手を引っ込め、自分は寝るから手紙でも読んどけば、と言います。
手紙には、環の里親となってくれる夫婦の名前と住所が記されていました。
その夫婦は、環と正が房総に住んでいた頃の旧友らしく、正の死後、環の消息を案じていたそうなのです。
そして手紙の最後には、最後まで環に愛情を向けることができなかったことへの祖母から謝罪、自分が亡き後はどうか自由に…と綴られていたのでした。
帰宅し、作曲の作業をする狼は、手紙にはなんて書いてあったのかと訊きます。
ビクッとなる環は、里親のことを話しても、狼はきっとここにいろって言ってくれるから大丈夫だと自分に言い聞かせ、恐る恐る手紙の内容を話しました。
ところがーーー。
狼の口からは、環が望む言葉は返ってこなかったのです。
自分はここにいたいから里親の元には行かない、と言い張る環。
ですが狼は、東京と千葉なら会おうと思えば会えるし、里親の所に行くよう言い、勝手に環の荷物をリュックに詰め始めます。
やだ!と泣きながら訴える環。
狼はそんな環をぐいっと引き寄せ、キスで口を塞ぎます。
分かれよ…と切ない表情で口にする狼。
同じ気持ちであること、自分のためを思って言ってくれていることが痛いほど環には伝わってきました。
そうして環は荷物を持ち、バタバタと狼の部屋から出て行ったのです。
夜行バスに乗り込んだ環は、リュックに手を入れ手紙を探しますが見つからず、置いてきてしまったことに気付きます。
さらにリュックの中を探っていると、なんかあったら…と書かれたギターのピックが出てきました。
ピックの裏には狼の携帯番号が記されています。
それを見た環は、夜行バスで一人声を押し殺し、涙を流すのでしたーーー。
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野良猫と狼 ネタバレ 10話 の感想!
狼が一緒に来てくれたことで、環はとても心強かったと思うし、狼が居てくれたからこそ村に戻ってくることができたんだと思います。
たった3ヶ月しか一緒に過ごしていないけど、狼と環がどれだけお互いの存在を必要とし、大切にしているかがひしひしと伝わってきて、心がとても温かい気持ちになりました!
二人の関係がすごく羨ましいです!
里親の存在は環にとって、とてもいい事だし幸せなことだけど、狼の元を離れるという選択は、辛すぎる選択だと思います。
離れたくない気持ちを必死で抑え込む二人の姿には、すごく胸が締め付けられたし、泣きそうになりました…。
今後二人はどうなっていってしまうのか、目が離せないです!