ミステリと言う勿れ ネタバレ episode4!狩集家の遺産相続に巻き込まれた整…

漫画ネタバレ

フラワーコミックスの漫画「ミステリと言う勿れ」(田村由美先生)episode4話(2巻収録)を読んだので、ネタバレと感想をご紹介しますね!

広島行きの新幹線の中で、出会った紘子という女性が持っていた手紙。

その手紙に隠された本当の理由を見事に謎解きした整は、広島の印象派展へ向かいますが…?

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ミステリと言う勿れ ネタバレ episode4!狩集家の遺産相続に巻き込まれた整…

広島までやって来た整は、念願だった印象派展を見れて満足げな様子で会場を後にします。

もっと歳を重ねてから見たら、モネの絵の素晴らしさが分かるのだろうか、と独り言を言いながら歩く整。

続けて原爆ドームにも足を運び、慰霊碑の前で両手を合わせます。

そんな整の後ろを、遠くからとある人物が尾けているのでした。

 

ひと息つこうと、オレンジジュースを売店で買う整のもとに、小さい女の子が持っていた風船が飛んできます。

その風船をキャッチした整の近くで、急に男性二人がひとりの女性に文句を言い始めました。

肩がぶつかったから謝れ!と言う男性二人に対して、何も言わずに整の方を見つめているショートカットの小柄な女性。

目が合った整のもとに駆け寄ると、どうか助けて欲しい、と訴えます。

しかし助けを求める女性に対し、嫌です、ときっぱり答えた整。

驚いて固まる女性の後ろで、苦笑いを浮かべる男性二人です。

女性に、これは芝居だと言う整は、新幹線で後ろの席に座っていたと指摘します。

そう・・・新幹線で整が座席を倒す時に声を掛けた人物こそが、今目の前にいる女性なのです。

さらに整は、それからも印象派展や原爆ドームでも女性の姿を見かけたと指摘しました。

観光かと思ったけれど、それにしては不審過ぎると思っていたと整は言うのでした。

 

その様子を一部始終見ていた・・・先ほど風船を飛ばしてしまった女の子。

今にも泣き出しそうな表情で震えているその女の子に、怖がらせてゴメンね、と整は声を掛けます。

今のは演技だからね、と言うと、先程の男性二人も整の話にあわせます。

そして先ほど飛んできた風船を女の子に渡すと、もう怖くないからね、と優しく話しかける整。

ホッと表情が和らいだ女の子でしたが・・・ちょうど母親が現れて、不審がられてしまった整でした。

 

整に話しかける女性は、実は東京からずっと尾けていたのだと打ち明けます。

背もたれを倒す時に声を掛ける人は珍しいと思った、新幹線での紘子とのやり取りも聞いていた、と。

どうやら整を自分なりにテストしたようで、75点・・・合格だと告げる女性。

さらに女性は続けて、ガロの代わりにはならないかもしれないけどね、と言うのです。

驚く整に、スマホのメッセージ画面を見せる女性。

そこには・・・整くんを僕の代わりに推薦する、というガロからのメッセージが表示されていました。

ガロの知り合いなのかと訊ねる整に、ちょっと手伝いを依頼したのだと女性は言います。

自分ひとりでは無理だから、試合放棄しようかと思ったけれど・・・あなたが力になるのなら、と何かを決意した表情の女性。

そのまま真っ直ぐ整を見つめると、バイトをしないかと女性は言うのでした。

そのバイトは、命とお金が掛かっていて・・・もしかしたら私が殺されるかもしれない、と。

 

全く話が見えてこないと頭を悩ませる整を、その女性はドーナツ屋へと誘います。

ドーナツをおごるから引き受けて、と話す女性は、狩集汐路、という名前でした。

高校一年生で家は裕福だ、と話す汐路は、整に広島の人なのかと訊ねます。

新幹線から整を尾けてきた汐路は、彼に土地勘があるように感じたようです。

それに対して、何度か来た事があるのだと返した整には、何か思う所があるのか言葉を濁すのでした。

それよりも・・・ガロは今どこにいるのか、と整は訊ねます。

しかしガロとは連絡はとれないし、警察にも教えないと汐路。

ガロも被害者になっている可能性を考えていたと話す整に、彼は被害者というよりは加害者になりたい人なのだと返します。

 

とここで、汐路に声を掛ける男性二人が現れました。

彼らは汐路のいとこ達であり、買い出しに来たのだと話します。

元気な広島弁で話す波々壁新音が、もしかしてそいつが・・・イケメンの彼氏なのか?と笑いながら訊ねます。

すると、落ち着いた雰囲気のメガネを掛けた狩集理紀之助という男性が、美の基準は人それぞれだからと優しくフォロー。

もうみんな集まっているからと言い残し、彼らは店を後にします。

知らない人に笑われた・・・と落ち込む整に、今日はこれから祖父の遺言状が発表されるのだと汐路。

寒いから走って行こう!と整に言うと、親戚が集まるホテルへと向かうのでした。

ホテルへと到着した汐路に、どこに行っていたのかと汐路の母が出迎えます。

ちょっとスカウトしていたの、と整を紹介する汐路。

そうして整も、なぜか狩集家の集まりに参加することとなるのでした。

 

みなさんお揃いですので・・・と遺言状の発表を始めようとするのは、狩集家の顧問弁護士である車坂です。

隣には、顧問税理士である真壁が座っています。

汐路の祖父である・・・狩集幸長が先月亡くなったこと、そしてこの遺言書が正式な手続きにのっとり作成された法的に効力のあるものだと、車坂は前置きします。

そして遺言書の内容はー--。

亡くなった幸長、そして狩集家が所有する全ての財産を、ひとりの相続人に相続する、というものでした。

しかし幸長の実の子供四人は、すでに他界しています。

よって、孫である理紀之助、新音、赤嶺ゆら・・・そして汐路の名前が呼ばれました。

この四人の中から、ひとりの相続人を選ぶのです。

さらに遺言書には、この発表日に自分の伴侶をつれてきている事も条件だと書かれていました。

伴侶・・・という言葉に、目を丸くして汐路を見つめる整です。

さらに彼らには、ひとつずつ蔵を与えると話す車坂。

理紀之助には明聡の蔵、新音には忠敬の蔵、ゆらには温恭の蔵、そして汐路には問難の蔵ー--。

しかしそれを聞いた整は、足りない・・・とつぶやくのでした。

車坂はさらに相続人となる条件を読み続けます。

それぞれの蔵にて、あるべきものをあるべき場所へ過不足なく用意しろ、と告げる車坂。

その結果で、自分と真壁が協議の末に相続人を選ぶのだと説明します。

選ばれなくとも遺留分は発生するから暮らしていけるだろう、とも・・・。

もし途中で誰かが亡くなった場合、その亡くなった者と一番近しい兄妹または子供に相続権が移るのだと、車坂は話します。

四人で競い合い力を尽くすように、と最後に書かれ・・・遺言書の発表は終わるのでした。

 

遺言書の内容を聞き、不安げな親族たち。

やっぱり今回も死人が出るのかな・・・と話す声に、いつも遺産相続の時は必ず何人も命を失くすのだ汐路は整に説明します。

青ざめる整に、確かに亡くなった人はいるけれど事故や病気だったのだと車坂。

しかし汐路は、自分の父が亡くなった時も警察は原因を調べなかったのだと話します。

それにガロは面白そうに、何か闇がありそうだと話していたのだと・・・。

映画やドラマじゃないですから、と話す車坂は、それぞれに蔵の鍵を渡します。

蔵の中には何が入っているのかと訊ねる理紀之助に、自身で確かめて下さいと返す車坂。

過不足なく、という言葉の意味について訊ねる新音に対しても、自身で考えるようにと返します。

そんな車坂の様子を見ながら、真壁を含め・・・二人は随分信頼されていると汐路に話す整。

すると汐路は、狩集家が小さい地主だった頃から、車坂家と真壁家・・・3つの家は、一緒に成長してきたのだと言うのでした。

 

そろそろ帰らないと、と時計を見る整。

チケットは、片道のみを昨日たまたま大学で売っていた人から安く買ったのだと汐路に言います。

とここで、ふと気が付いた整。

もしかして・・・そもそも今日ここに自分を来させるために、全て仕組まれていたのか、と。

何も言わずに見つめる汐路に、なんて恐ろしいのだと整は思います。

あの時、ガロが行方をくらませる前に言い残した言葉・・・印象派展は次に広島行くらしい、と言う言葉も全て仕組まれていたのだと思う整。

そんな整に、今日はこのまま帰らないでバイトをしないか、と汐路は問い掛けます。

ボディガード兼謎解き役として残って欲しいと言う汐路に、遺産が欲しいのかと問い掛ける整。

母のために勝ちたい、と汐路は返します。

父が亡くなった事で、母には何の権利もないのだと・・・決意の表情で話す汐路。

そんな汐路に、じゃあ・・・まずは相続人の皆さんでお茶を飲みながら話しませんか?と提案する整なのでしたー--。

>>>ミステリと言う勿れ ネタバレ episode4-2 はこちら

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ミステリと言う勿れ ネタバレ episode4 の感想!

まさか東京にいる時から、広島行きの流れが仕組まれていたのだとは思いませんでした・・・!

全てはガロが仕組んだ事だったのでしょうか!?

というか生きているんですよね、ガロ??

これから話が進むにつれて、再びガロが登場する事もあるんでしょうね!

さて、狩集家の遺産相続に巻き込まれてしまった整。

毎回死人が出るなんて、かなり怖いですよね・・・。

それぞれの蔵の中に何が入っているのかも気になるし、今回の話も面白そうです!!

整が言った、ひとつ足りない・・・という言葉も気になる!

相続人みんなでのお茶会、整は一体何を企んでいるのでしょうか!?

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