姉フレンドの漫画「極婚~超溺愛ヤクザとケイヤク結婚!?」(桜井真優先生)15話を読んだので、ネタバレと感想をご紹介しますね!
娘を影ながら応援する志貴の背中を押した灯里は、彼に惹かれている事に戸惑います。
一方で澪は、大和との子供への価値観の違いにショックを受けるのでした。
そんな中、澪の父が見つかったと連絡が入り…!?
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極婚 ネタバレ 15話!見つかった澪の父…しかし電話越しにその声を聞いた大和は…!
澪は、大和へ両親について説明をします。
澪の母は綺麗な人で穏やかで優しい・・・自慢の母でした。
父も母を愛していましたが、母しか愛さない人だったのです。
澪は父から抱きしめられたことや笑いかけられたこと、叱られたことは一切ありませんでした。
父にとって、自分は母との生活の中に存在する異物であるのだと、子供ながら感じていた澪。
母の余命が宣告された時、父は医者の言葉を信じず民間療法や新興宗教にのめりこんでいきました。
結果として母は助からず、父は多額の借金を残して逃げ出したのです。
話を聞いた大和は、勝手なことをしてごめんと謝ります。
しかし澪は、大和がこの家で父の帰りを一緒に待とうと言ってくれたことに感謝をしている、と返しました。
父が戻ったらしっかり向き合おうと考えていたけれど、いざ見つかったと聞いたらビビってしまった・・・と笑いながら答える澪でした。
大和は、澪の父が見つかったのは九州のドヤ街で、日雇いの仕事をしていたそうだと話します。
夕方には部下が連れてこっちへ戻ってくるだろうが・・・もしすぐ会うことにためらいがあるのなら、一旦ホテルへ連れていく、と大和。
澪は大丈夫だと答え、夫婦なのに肝心なことを話さずにいてごめんなさい、本当に話すべきことを後回しにしてしまった、と大和へ謝ります。
志貴と大和は、自宅の外で話しています。
借金を残して逃げる父なんてロクでもないと思っていたが、ここまでクズだったとは・・・と怒る大和。
志貴は、親がろくでなしであればあるほど、子供はいい子でいようと努力するのではないかと話します。
澪が幼少期に、父へ笑いかけたり似顔絵を描いたりすることもあっただろうに、愛しいと思うことはなかったのだろうか、と話す大和。
すると志貴は沈んだ表情を浮かべ、捨てていい親もいる・・・そんな親は改心しないだろうから澪に近づけるべきではないのでは、と話します。
大和は澪の父と向き合いたいという言葉を思い出します。
澪の父は血のつながったたった一人の家族だから、望みがあるのであればそれに賭けたい、ただ彼女を傷つける場合は自分が排除する、と大和は返したのでした。
一方、澪は父が見つかったと聞き、幼少期のことを思い出していました。
澪の友人が父と喧嘩をして、家出をした時のこと・・・。
父が必死で探しに来て、謝りながら大好きだと言って抱きしめてくれた、と笑いながら友人が話すのを聞いた澪。
澪は、自分の父にもやってみようと考えたのです。
澪の父は家で新聞を読んでいました。
それを確認した澪は手紙に家出しますと書いて、父がのちに気づくように置いて家を出たのです。
公園で隠れていた澪ですが、雨が降り始めてしばらくしても父は探しに来ません。
きっと探しに来てくれる、その時には抱きしめてもらえるかもしれない・・・とドキドキしながら待ちますが、探しに来たのは父ではなく近所のおじさんでした。
お母さんが探しているよと話すおじさんに、自分はお父さんを待っていたと話す澪。
しかしおじさんは、捜索隊の中にお父さんはいなかったと話します。
お父さんはお仕事なんじゃないかな?というおじさんですが、澪は自宅に父がいたことを知っています。
澪は泣き出してお父さんは私を探すのが嫌みたいと話し、おじさんが必死に宥めていると、泣きながら走ってきた母。
泣きながら自分を抱きしめる母に、澪はごめんね・・・と言います。
母は亡くなる直前、父を許してあげて、と澪に言い残していました。
そんな母の言葉を思い出し、澪は頭を抱えてため息をつくのでした。
大和は澪へ声を掛け、今日は休むことにしたと話します。
いいの?と聞く澪に、一緒に迎えようと約束したじゃんと話しながら大和は抱きしめます。
何があろうと俺がいるから安心して、と。
その言葉を聞き、澪も安心して大和を抱きしめます。
お父さんが戻るまで家の事やろうかな、と言う大和に、澪は洗面台の棚の修理をお願いするのでした。
大和が修理をし、それを下から手伝っている澪。
ふと、幼少期に父と母が同じように修理をしていたことを思い出します。
その時、父に手を添える母を見て自分も父へ手を添えたいと思いましたが・・・手を出す勇気はありませんでした。
澪は目の前にいる大和のシャツをぎゅっとつかみ、母の真似をして微笑むのでした。
とここで、志貴から大和の携帯が鳴っていると呼ばれます。
電話の主は、澪の父を迎えに九州へ行っている部下からでした。
大和は部下へ、澪の父に会えたかどうかを聞きますが・・・父が帰らないとごねているとの報告を受けます。
澪の父親は、今の澪の状況や借金はすでに完済されたことを聞きますが、話を聞かず知らないと一方的に捲し立てていると言うのです。
大和は部下から、様子もおかしく、もしかしたらクスリをやっているかもしれない・・・とも言われます。
もう一人の部下も怒ってしまい、拘束してでも無理やり連れていく!と言い出しており、混乱している、と部下。
そんな部下の後ろでは、澪の父が騒いでいる声が聞こえるのでした。
澪の父は話を聞かず、どうやら借金の取り立てだと思い込んでいるようです。
娘を持っていけばチャラだろう!好きに使え!と言う澪の父ー--。
その言葉を聞いた大和は部下へ、金を渡して二度と家に戻らないように誓約書を書かせろと指示を出します。
大和が電話をしている時に彼の顔を見た志貴は、その表情に息をのみます。
一度息を整えてから部下へ指示を出しているものの・・・大和は完全に怒っていたのでした。
大和は澪へ、父親が見つかったという情報は間違いだった、と謝り引き続き探すように伝える、と説明します。
その言葉を聞いた澪は察したように、もう探す必要はない、と答えます。
父への気持ちを整理したい気持ちはあったし聞きたいことも山ほどあった、と澪。
しかし父にも父の人生があって・・・自分にも自分の人生がある、もう楽になりたいと言うのです。
澪は大和と一緒に生きていく事が、自分の幸せだと笑います。
そんな澪を、大和はそうしようと言って抱きしめるのでした。
その夜、2人は一緒にベッドへ入ります。
大和は澪を抱き寄せ、昔のことを話してくれてありがとう・・・これからは俺が一番そばにいる、と話します。
驚いた顔で見つめる澪に、過去も未来も俺が一緒に背負うから・・・大好きだよ、と大和。
澪は、父に言って欲しかった大好きだという言葉を大和からもらい、お父さん、と言いながら泣き出します。
父に愛されたかっただけの澪ー--。
落ち着いた澪は、大和へ自分を1人にしないでと話します。
澪はもう一人にはなりたくないのでした。
澪は神様へ、自分から大和だけは奪わないでください、と願うのでしたー--。
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極婚 ネタバレ 15話 の感想!
澪の子供のころの両親との思い出が、とても悲しいものでしたね・・・。
そして志貴の言うとおり、父は改心など一切していませんでした。
というより全く変わっていませんでしたね。
澪にとっては唯一の父だし、何とかトラウマというか幼少期の悲しい思い出を払拭出来たらいいのに・・・。
でもあの様子だと、志貴の言うとおり会わなくて正解でしたね・・・。
その分、大和がかけがえのない家族になって、少しでも悲しかった思い出を書き換えていけるといいですね。
まだ、2人の子供についての問題もまだ残っているので、絆がより深まっていくことを願いたいです。