＆フラワーの漫画「Bite Maker ～王様のΩ～」（杉山美和子先生）32話を読んだので、ネタバレと感想をご紹介しますね！
信長にゲームをしないかと投げ掛けた政宗。
自分が勝ったら言う事を聞いてもらう、と自信たっぷりと笑います。
さらに賭け金として、信長の従者たちの命を賭けてもらうと言い出して…？
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Bite Maker（バイトメーカー） ネタバレ32話！ゲームの勝敗は信長の目に…
ゲームを提案したのえるに、どんな勝負であっても負けることはないと言う信長。
俺には勝利の女神がついているのだから、と言い、のえるの方に視線をやります。
その言葉に同意するのえるは、そっと信長の手を自分の頬に当てます。
誰よりもあなた事を信じているから、と信長に優しく伝えたのえる。
まるで勝利を約束するかのように、二人は熱くキスを交わしたのでした。
その様子を、不敵な笑みを浮かべ政宗は見つめます。
とここで、政宗の従者であるセンセ―が皆を呼びに来ました。
テーブルの仕度が整ったから、船内に入るようにと信長たちと政宗を促すセンセ―。
移動を始める中で、政宗がまだ何かを隠しているような違和感を感じる幸村です。
そして秀吉もまた、この先にはきっと政宗が用意した罠と策略があるだろうと考えています。
二人が思考を巡らせる中、注射の影響で…息を乱しながら信長の勝利を願うのえるでした。
こうして船内に移動した信長たちとのえる。
案内された部屋には円卓があり、謎の金属音が響いていました。
信長はプレイヤーとして、自分はディーラーとして座ると笑顔で告げる政宗。
すると次の瞬間、秀吉と幸村が手錠とワイヤーに拘束されてしまったのです。
苦しむ秀吉と幸村に駆け寄るのえるですが、身動きがとれない二人に対し、どうする事もできません。
動くたびに締まっていくから、動かさず…声も出さずにしていた方がいい、と政宗。
そしてのえるはこっちの席に座るのだと、笑顔で案内します。
先ほどの注射により、おそらく立っている事も辛いだろうとのえるに言う政宗。
ゲームが終わったら、秀吉とシてもらうから、と笑うのでした。
冷たい表情で、円卓の前に座る信長を満足そうに見つめながら、この時をずっと待っていたのだと歓喜する政宗。
信長の前にのえるの解毒剤をチラつかせると、勝ったらこれをあげるけれど、負けたら自分の言う事を聞いて欲しい、と話します。
そしてゲームの内容は…ハイアンドローワンショットキル、というカードでの勝負。
名前の通り…相手カードが自分のカードよりも上か下かを当てるトランプゲームです。
シンプルに52枚あるカードから、自分が引いた数よりも上の数を引いたら勝ちだ、と話す政宗。
その一方で拘束されている秀吉と幸村は、信長にカード勝負を挑む政宗に対し、無謀だと思います。
信長の能力である目を駆使すれば、こんな勝負有利過ぎると思う二人。
しかし信長は疑うそぶりも見せず、問題無いから早くゲームを始めよう、と言うのでした。
ゲームを受けた信長の言葉に、心の中で引っ掛かってくれた、と喜ぶ政宗。
嬉しくて顔が笑ってしまいそうになるのを必死で堪えます。
運ばれてきたカードは、未開封であり…その場でカードがすべて揃っているか確認する信長。
先にカードをシャッフルすると言う政宗は、あの日から必死で信長の事を調べたと考えます。
信長の目にかかれば、カードをシャッフルしたところで意味がない事を知っている政宗。
だけど、それが普通のカードだった場合は…と思います。
実は…このカードは特殊ルートから仕入れたもので、ある仕掛けが施されていました。
このカードには、信長の目の能力を欺くように特別なフィルムが貼ってあったのです。
人生初の負けを味わえ、と心の中で思いながら、笑顔で信長にカードのシャッフルを促す政宗。
カードを信長に渡そうとするのですが、シャッフルする必要などない、と告げられます。
突如、カードを頭上に放つ信長。
そのままカードはゆっくりと空を舞い…すべて裏向きで整列したのです。
親であるお前からだ、と政宗にカードを引くよう告げた信長。
そんな信長の様子に、圧倒的なカッコ良さを感じた政宗は、思わず円卓に突っ伏してしまいます。
最高だ…一生見ていたいこの光景を、と胸をときめかせてしまったのです。
そんな自分の様子を悟られない様に、下を向いたまま1枚のカードを選ぶ政宗。
政宗の引いたカードは、ハートのKでした。
カードの中でも最強であるKを引いた事に、焦る幸村と秀吉。
このカードに勝つための1枚は、スペードのKだけなのです。
信長なら…余裕でそのカードを見つけられるハズですが、特殊フィルムがついているカードは読み取れないだろう、と思う政宗。
そうして信長が引いたのは…クラブのAでした。
最弱のカードを引いたと、勝利を確信した政宗でしたが…。
信長は引いたクラブのAを口にくわえると、特殊フィルムを剝がしたのです。
そして…そこから出て来たカードは、最強であるスペードのK。
ゲームの勝者は、信長となったのでした。
まさかのゲームの勝敗に、円卓を両手で何度も叩きながら悔しがる政宗。
どうして…どうしてなんだ！と特殊フィルムを貼っていたのにも関わらず、最強のカードを見つけた事に納得がいかない様子です。
そんな政宗に、目に見えるもの…耳に聞こえるものすべてが真実とは限らないのだと、信長は言います。
自分の目の能力の事や、特殊フィルムの情報…。
これらはすべて信長が流した、偽の情報だったのです。
その事に気が付いた政宗は、言葉を失うのでした。
船上では、複数のヘリコプターが信長たちを迎えに来ています。
ゲームは終わり…楽しめたか？と、不敵にスペードのKを放り投げる信長なのでした。
>>>Bite Maker（バイトメーカー） ネタバレ33話はこちら
>>>Bite Maker（バイトメーカー） ネタバレ全話まとめはこちら
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Bite Maker（バイトメーカー） ネタバレ32話 の感想！
いやー…信長しか勝たん！！
めっちゃカッコ良いですね(笑)
空中に放ったカードが全部裏返しで整列するとか、どんだけよｗ
思わず悶える政宗の気持ちは分からなくもないなーと思いました。
先回りして情報操作をした信長の頭のキレ具合も、凄すぎる…。
というわけで、信長のカッコ良さを堪能出来た回でした！
それにしても政宗は、もしかして信長に構ってもらいたいのかな？
好きな人ほどいじめたくなるっていうやつ？？
勝負には勝ったけれど、このまま政宗が引き下がるとは思えません。
次回、無事に船から脱出できるのか…続きが気になりますね！