JOURコミックスの漫画「甘く濡れる嘘~結婚という名の復讐~」(上原ひびき/白石さよ先生)52話を読んだので、ネタバレと感想をご紹介しますね!
自分と円香の頭から、黒木と里英の記憶がなくなればいいのに、と思う桐谷。
気を取り直して新居を探すも、親に頼りきりな円香の姿を目の当たりにし…?
「甘く濡れる嘘」を無料で読むならU-NEXTがおすすめ☆
甘く濡れる嘘 ネタバレ 52話!円香のお腹の子の父親は本当に自分なのか疑う桐谷…!
円香の自宅の部屋に、荷物の整理の手伝いに来た桐谷。
洋服をはじめ、あまりの円香の荷物の多さに桐谷は驚いています。
結局桐谷は、円香の父である専務が勧める高級マンションを断り、自分達に相応しい物件を自分達で探し、そこに引っ越すことを決めたのでした。
この荷物ほとんど捨てちゃおうかな・・・とふと呟いた円香。
よくよく考えてみたら、これから桐谷と暮らしていくのに必要だと思えるものなど、この部屋には何もないと言うのです。
全てまた買い直せばそれで事足りるものばかりだし、捨てられないような思い入れのあるものなどないから・・・と。
そう思うならそうすればいいけど・・・これからは子供も生まれるし、今までみたいにバンバン欲しいものが買えるわけではないから・・・と桐谷は念を押します。
円香は笑顔を見せて、じゃあ!ブランド物だけは捨てないで持っていくことにするわ!と冗談めかすのでした。
ワイワイしながら、どうにか片付けが一段落した頃、円香の母がやって来ます。
専務である父が勧めた高級マンションを断ったことを突っ込む母。
これから先、ずっと金銭的にお世話になるのはどうかと思ったので・・・と丁寧に母に謝罪する桐谷。
生まれた時からずっと裕福な生活をしてきた円香に、そんな慎ましい部屋での生活はできるのかと母は笑います。
ムッとした円香は、できるに決まっている!馬鹿にしないで!と啖呵を切ってしまうのでした。
そんな円香のことはスルーした母は、前にも言ったけれど・・・お金のことならこれからも本当に遠慮はしなくていいのよ!と桐谷にもう一度言います。
家柄と、あとはお金を出すことくらいしかあの人もできないでしょうから・・・と父のことを言うのでした。
それにね・・・と言って何か含み笑いをしながら切り出す母。
生まれてくるその子供が男の子だったりしたら・・・あの人はこの家の全財産をつぎ込んじゃうかもね!と父のことをさらに言うのでした。
悔しそうにグッと拳を握る円香。
私達は財産なんていらないから!と叫んで玄関へと向かいます。
母はさっきまでの表情から一変して、そんな円香をこう言って突き放すのでした。
今までずっと甘やかされて、贅沢し放題で好き勝手して育ってきたくせに・・・一人前になって自分で生きてみてから、そんな口は叩きなさい!と。
あなたはこの家に生まれてきただけで、例え女でもこんな生活が生まれながらにできていいわよね!私は違うもの・・・!と一般には理解しがたいことを母は言うのでした。
何も反論せずに玄関へと足早に向かい、靴を履き始める円香。
まぁ・・・2人でとりあえずは頑張ってみたら!?と言い残した母なのでした。
車に戻った円香は、見苦しいところを見せてしまったことを桐谷に謝ります。
無理に笑顔を作り、元気を装っている円香でしたが・・・心の中ではきっと泣いているだろうと思う桐谷。
円香と家族のああいったやり取りをみていると、形態や事情は全く違うものの・・・なぜか桐谷は自分の家のいざこざと被ってしまうのです。
だから円香の気持ちがわかるし、放っておけなくなるのでした。
おそらく円香のお腹の中の子供の性別は・・・男の子。
母に言ったら、きっとすごいことになるからまだ言っていないと言う円香。
喜び過ぎて大パーティーとか!?と笑う桐谷に、違う!嫉妬で!と外を見たまま円香は答えます。
えっ!?それってどういうこと!?と全く意味がわからない桐谷です。
きっと理解しがたいとおもうけれど・・・うちの家族はそういう頭がおかしい家族なの!と言った円香。
付け足すように、だから私もおかしいのか・・・と。
そんな円香を見て、いたたまれなくなった桐谷。
自分も家族のことでずっと悩みを抱えて生きてきたので、気持ちがわかるのです。
外を眺めている円香の背中は小さく、肩は小刻みに震えていて・・・。
桐谷は円香をそっと抱き寄せ、色々お互いにあるけどさ・・・頑張っていこう!と笑顔で言うのでした。
これからは色々なことから円香のことを守っていくつもりだから・・・と。
それを聞いた円香は、嬉しそうに微笑み・・・うん、頼りにしているからね!と返します。
なんだかそんな円香が愛おしくてたまらなくなり、頭を撫で撫でしてあげる桐谷。
円香がいつか家族と歩み寄れて、こうして抱えている悩みがなくなればいいのに・・・と心から桐谷は思うのでした。
ある休日、新居の玄関へと荷物を運び入れた2人。
円香は宣言通り、ほとんどの荷物は処分してきてしまったようで、本当に少しの荷物のみ。
一方、桐谷の方はやたらたくさんの段ボールが積み上げられています。
仕事の本や、服も結構あるし・・・これからきっと物入りになるだろうから、あまり処分してこなかったとのこと。
それぞれ部屋に運んじゃおう!と張り切って言う円香でしたが、すでにお腹が大きい円香の体調を心配し、自分がやるから少し休んでいなよと返す桐谷。
その通りにすることにして、円香は少し休み、桐谷がどんどん段ボールを各部屋に運び入れます。
それもどうにかひと通り終わり、あとはぼちぼち段ボールの中身を片付けていくのみになりました。
が・・・ここで桐谷は気が緩んだのか、段ボールに足を取られて思いっきりつまずいてしまいます。
段ボールの中身は見事に散乱・・・。
その段ボールは円香のものが入っていて、ポーチやら小物やらが飛び出してしまっているのでした。
慌てて拾い上げる桐谷でしたが、ある物がふと目に留まります。
それは、円香のパスポートだったのですが・・・黒木の写真が挟まっていたのでした。
俺には里英の写真を持っていたことをあんなにも責め立てたくせに・・・自分だってこうしてまだ黒木の写真持っているなんて!と少しムッとした桐谷。
そして、何の気なしにパラパラとパスポートをめくります。
すると・・・桐谷は知らなかったのですが、去年の9月に円香はアメリカに行っていたのでした。
桐谷の心臓が早くなり・・・ドクンドクンと音を立てます。
それは・・・過去の記憶がどんどんと思い出され、色々なことが繋がっていくのを感じたから。
円香が桐谷に近付いてきたのは、8月の終わり頃で、この時に2人は関係を持ち・・・円香は妊娠したのです。
でも9月にアメリカのニューヨークに円香は行っていて、確かこのときは黒木が出張で同じニューヨークにいたはず・・・
まさか・・・!?黒木とのこの時関係を!?とパスポートを持つ手が震えてきた桐谷。
その時、お茶を淹れたよ!と言って円香が部屋に入って来ます。
咄嗟にそのパスポートを円香に気が付かれないように、桐谷はポケットにしまい込んでしまうのでした。
どうにか円香には笑顔を作って見せたものの・・・心臓の鼓動がどんどん速くなるのを感じている桐谷。
円香の話など耳にも入らなくなってしまうのでした。
それからボーッとして、考え込んでしまうことが多くなった桐谷。
きっと9月に黒木は、ニューヨークに出張に行っていたはず。
確か上司が、次の海外赴任の行き先はニューヨークだ、とあの時言っていたのを桐谷は覚えているのでした。
あの時は、上司は桐谷を推していてくれたから、そのことが記憶に残っているのです。
ということは、円香は9月にニューヨークに黒木に会いに行っていた可能性が高い、という結論に至る桐谷。
考えたくもないけれど、その時に桐谷と関係を持っていたとしたら・・・お腹の子はもしかしたら黒木の子かもしれない!と。
でも、迷うこともなく円香は桐谷の子供を妊娠したとハッキリと言ったのです。
そんな円香のことを信じたい気持ちもある桐谷。
それに、円香はきっと何が何でも黒木と結婚したかったはず・・・黒木の子供だったのなら、それを理由に結婚に持ち込んだはずだとも思うのでした。
円香を信じ、お腹の中の子供は自分の子供だと思う反面・・・どうしても桐谷はモヤモヤが消えないのです。
パスポートを発見してしまったあの日から、考えすぎて頭がおかしくなりそうな桐谷。
なんで今さらこんなことでこんなに俺だけが悩まなくちゃいけないんだ!?と怒りに変わるほどなのでした。
そんな毎日を過ごしていると、仕事中に円香からメッセージが届きます。
今週ずっと会えていなかったけど、週末なら会える!?という内容でした。
あの日から一瞬間が経ちますが、なんとなく円香のことを避けてしまっている桐谷。
こうして会わないで逃げているわけにもいかないのはわかってはいるのですが、いろいろな感情がぐるぐると回り、とてもじゃないけれど会う気にはなれなかったのです。
何も見なかった、気が付かなかったことにして、このまま知らんふりをして過ごすのが一番いいのだとわかってはいる桐谷。
どっちにしたって、今さらもう、里英とどうこうなることはないのだから・・・。
それに、円香の顔を見たらイライラが募り、感情を円香に爆発させてしまいそうで、桐谷はそれも怖かったのです。
週末には会えるよ!と、とりあえずは返信した桐谷なのでした。
円香と約束した週末がやってきました。
会いたかったよー!と言って嬉しそうに桐谷に飛びついてくる円香。
新居の部屋へと向かうと、いつの間にかほとんどの段ボールの中の荷物が片付けられてスッキリしていました。
頑張って少しずつ今日まで片付けてきた、と嬉しそうに話す円香。
食器や小物類は円香が少しずつ買いに行って揃えたそう。
大きい家具やインテリアなんかは2人で一緒に決めたいから、あとで見に行こうよ!と目をキラキラさせて円香は話します。
片付けをしているときに桐谷のアルバムを見つけて、つい見てしまったということも嬉しそうに話す円香。
女の子に囲まれている写真ばっかりだったと笑う円香でしたが、ふと真顔になってこう言います。
里英との写真もあって・・・なんだか2人が並んでいるのを見たら胸がチクッと痛くなったと。
本当はこの2人が一緒になるはずだったんだよなぁと思った・・・と言う円香。
でも、もう終わったことだからね!と笑顔で桐谷のほうを振り返った円香を見て、自分の中で何かが弾けたような気がした桐谷。
それって円香が、俺と里英との仲を引き裂いたと自分で言っているようなものだよな!!と心の中で思います。
だけど・・・行きずりのような俺と望んでもいない妊娠をしてしまって、黒木を失い・・・円香自身だって被害者だといえば被害者なのでした。
桐谷は円香を信じたいけれど、どうしても最後まで信じ切ることが出来ないのです。
そして、とうとう心の中で抑えていたものがパンクしてしまうのでした。
ずっと持っていた円香のパスポートを渡し、自分のモヤモヤのすべてを爆発させます。
去年の9月にニューヨークに何をしに行っていたんだ!?と円香に詰め寄るのでしたーーー。
甘く濡れる嘘 を無料で読む方法!
「甘く濡れる嘘」を無料で読めたり、お得に読めたりするサービスをまとめてみました。
配信サービス | 配信状況 | 特典 |
U-NEXT | ![]() |
31日間無料トライアル 600円分が無料 今すぐ読む |
コミック.jp | ![]() |
30日間無料トライアル 1350円分が無料 今すぐ読む |
eBookJapan | ![]() |
初回ログイン 50%OFFクーポン 今すぐ読む |
まんが王国 | ![]() |
毎日最大50%OFF 今すぐ読む |
FOD | ![]() |
2週間無料おためし 最大900円分が無料 今すぐ読む |

U-NEXTとコミック.jpなら、すぐに無料で読めるのね♪
甘く濡れる嘘 ネタバレ 52話 の感想!
もうどっちもどっち!
桐谷と円香はそれしかないですよね・・・。
同じような境遇で、同じようなことをして今に至っているのだから。
疑うのも、隠すのも、お互い様!と言いたいですね。
第三者としても、どっちが悪いとかどっちのせいとかはないですよね。
一番可哀想だったのは、むしろ里英のような気がします。
順調につき合ってそろそろ結婚かな、というような彼氏から突然裏切られ…妊娠させてしまったというのだから。
もういつまでもグズグズしないで!と桐谷に言いたくなってしまいます。