コミックフェスタで配信中の漫画「明けの花に嘴（くちばし）」（もちゃろ先生）2話を読んだので、ネタバレと感想をご紹介しますね！
鷹の君の王である白栄との初めての夜を迎えた朝凪。
声を出すなと言われるも、味わった事のない快感に思わず漏れる声…すると白栄が？
明けの花に嘴 漫画 ネタバレ 2話！明らかになる白栄の本音…朝凪は質問をぶつけ…？
足早に宮に戻り、巾着に入っている金平糖を荒々しく取り出す白栄。
口に運ぶなりすぐにガリっと噛み砕き、心を落ち着かせます。
白栄が戻っていることに気付いた兵衛は、今頃は初夜のはずなのに・・・どうして宮に戻ってらしているんですか？と訊ねます。
今日はもう無理だ・・・渡らないという返事と白栄の様子から、いつものだと察した兵衛は、分かりましたと言い、槿花舎に使いを出したのでした。
愛おしいと思うほど、噛みたい、食いたいという狂おしい衝動に駆られ・・・愛喰みをしてしまう白栄。
愛喰みに対し、厄介ですね・・・と口にする兵衛は、それを克服すると決めたからこそ朝凪を輿入れさせたのでしょ？と白栄に確認し、明日は直接朝凪に謝るようにと促します。
分かってると返事をした白栄は、朝の渡りが終わった後に槿花舎に渡ると告げて立ち上がり、寝床へと向かいました。
すると兵衛に後ろから頭を叩かれ、理想の雄などど変に取り繕うのではなく、素を見せた方が事が上手く進むと思いますが？とお説教されたのです。
うるさい！と口を尖らせ、せめて幻滅されたくないから好かれる雄でないとダメなんだ、と言い張る白栄。
左様ですかと返す兵衛は、やれやれ・・・と溜め息を吐き、文を手配してきますとその場を後にしたのでした。
朝凪を側に置きたくて、強引に輿入れさせた白栄。
朝凪には嫌われたくないため、何があっても傷つけないように・・・それだけは絶対に！と強く心に誓っています。
しかし、それがいかに難しいことであるかを、今痛感している白栄なのでした。
初夜をこなすことができなかったことを、落ち込む朝凪。
ああいう反応には慣れているはずなのに、白栄が去っていった時の顔を思い出すと胸が痛みます。
そんな痛みを抱えたまま、朝に行われるお渡りの時間を迎えたのでした。
お叱りもない上に何も仰らない白栄に対し、どう接して良いものか分からず・・・頭で色々と考える朝凪。
すると今まで黙っていた白栄が、摘んだ一輪の花を朝凪の耳にかけ、昨日はすまなかった・・・と謝罪をしてきたのです。
少し照れた様子で、身に余る言葉だと返す朝凪を、不思議そうに見つめる白栄。
非礼の詫びがしたいと言って、ひょいっと朝凪を抱き上げ・・・歩き出します。
そして突然のことに困惑する朝凪に、何も怖がらせることはしないから落ち着くように、と優しく言葉をかけたのでした。
金平糖を気に入った朝凪のために、揚げ菓子や旬の果物など・・・甘味の類を色々と用意した白栄。
揚げ菓子を口にし、美味しい！と喜ぶ朝凪を見て、密かによしよしと頷き、次はリンゴの皮を自らの手で剥きます。
御手を煩わせてしまいます！と朝凪が申し訳なさそうにすると、求愛の給餌は夫の誉であり、ここで朝凪が気に入るものが増えるなら自分は嬉しいのだと白栄。
そして、切ったリンゴを口に運んでくれたのでした。
両腕が鳥の姿のため、自分の手で何かをするということができず、里でもお世話をしてもらうばかりであった朝凪。
雄なので白栄の卵も孕めないし、なによりこの目に入れて愉快な姿ではないこの半端な転化・・・。
どうしてこんな自分をお召しになったのか白栄の考えが理解できず、その疑問をぶつけてみます。
少し考えた後、朝凪自身に己の姿をどう思うかと問う白栄。
お目汚しかと・・・と答える朝凪の言葉を、違うと直ぐ様否定し、朝凪の前にしゃがみ片膝をつきます。
そして朝凪の手を握り、人の目ではなく自分自身はその羽をどう思うのか、できるできないではなく何がしたいかを改めて訊ねたのです。
考えたことがないです・・・と答える朝凪に、自分はお前に・・・と白栄が伝えようとした時でした。
茂みの方からガサっという音がして、矢を射る者たちと遭遇したのです。
茂みに潜む輩たちは狙いを白栄たちに定め、一斉に矢を放ちます。
その瞬間、何かを察した白栄は刀を抜き・・・放たれた矢を全て切り、朝凪を守ったのでした。
仕損じてしまい、その場から退くことにした輩たち。
その輩を逃がすまいと、白栄は家来たちに追うようにと指示を出したのでしたー－－。
>>>明けの花に嘴 ネタバレ 3話 はこちら
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明けの花に嘴 漫画 ネタバレ 2話 の感想！
白栄は、愛喰みというものに悩まされていたんですね！
さらに白栄が、朝凪のことが好きで強引に輿入れさせたということや、幻滅されないために理想の雄を取り繕っていたとのこと。
白栄の本来の姿や思いがわかり、ホッとしたのと・・・可愛い彼にキュンとしました！
兵衛の言うとおり、素の白栄を見せた方がいいと思うし、もし真実を知ったとしても朝凪は嫌いになったりしないだろうし、むしろ二人の距離が一気に縮まるような気がします。
それにしても、せっかく甘い一時を過ごしていたのに、何者かわからない輩たちに邪魔をされてしまい・・・非常に残念！
一体何者なんでしょうか？朝凪を狙ったんですかね？
どちらを狙ったにせよ、よからぬ事態であることは変わりないので、早く解決することを願います。
この作品はとても読みやすいBL作品なので、苦手意識があった人にも是非とも読んでいただきたいです！