ズズズキュン!の漫画「十億のアレ。~吉原いちの花魁~」(宇月あい先生)37話を読んだので、ネタバレと感想をご紹介しますね!
映画出演の話が舞い込むも、吉原から出る事ができないから出演できない、と木南から告げられたアザミ。
糀谷の相手をするも、孤独なのは自分だけなのだと思うアザミは涙が溢れ…?
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十億のアレ ネタバレ 37話!アザミの事をどう思っているのかと問われた三倉ですが…
廊下に誰も居ないことを確認してから、ソロソロと部屋から出たアザミ。
すると、背後から若崎の声で名を呼ばれ、ビックリして思わず変な声が出ます。
心配だったから様子を見に来たのだと話す若崎は、糀谷はもう帰ったのかと尋ねます。
少し前に…と答えるアザミの悲しげな表情から何かを察し、次にかける言葉を考えている若崎。
すると何かに気付いたアザミが、突然逃げるかのように走り去って行ってしまったのです。
なんだ?と思い若崎が後ろを振り向くと、そこには三倉の姿があり・・・アザミは大丈夫そうだったかと訊かれます。
まぁ・・・と答えた若崎は、走り去る前にアザミが三倉の姿を見つけ、頬を赤く染めていたのを思い出し、何かに気付いたのでした。
客の前で涙なんか見せるものかと思っていたのに、糀谷の前で涙してしまったアザミ。
嫌になったり失望したのなら、あの時のように振ればよかったのだと今さらながら思います。
そして、ここは嘘を売る街なのに本気で傷付くなんてバカみたいだ・・・と溜め息を吐いたアザミなのでした。
翌朝、久しぶりにつくしと顔を合わせたアザミ。
彼女から放たれるオーラはとても眩しく・・・圧倒されます。
つくしは、主演を務めたドラマが高視聴率を記録したことで、女優としての地位をどんどん確立していっており、最近さらに忙しくなったのでした。
一方、ハリウッドからのオファーもダメになった上に一人の客に感情移入し、割り切れなかったことを悩むアザミ。
つくしならきっともっと上手く立ち回ることができただろうし、悩んだりしないんだろうなぁ・・・と彼女を羨ましく思います。
二人の良さは比べるようなものではないとマネージャーが励ますも効果はなく、どよーんとした空気がアザミとマネージャーである木南を包みます。
すると、近くでご飯を食べていた従業員の一人が、アザミの方が選ばれた人だと口にしたのです。
そして、元々はつくしが花魁候補だったけれど、アザミが来てからそれが全てアザミに移ったという話をしたのです。
初耳であるアザミはその事に驚き、従業員の男にそれは皆が知ってることなんですか?と確認します。
従業員全員が知っていると答えた男は、最初は驚いたが、楼主がそこまでするということは余程の可能性を感じたってことなんだろう、と皆は思っていると話します。
つくしの方がずっと花魁に向いているのに、どうして候補を自分に?と疑問に思うアザミは、自分のことをどう思っていたのだろうか、と彼女の気持ちが気になり始めたのでした。
居続けの客がいないと聞き、縁側で昼寝をする三倉。
そんな三倉に若崎は、裏で寝るようにと注意します。
そして、この前アザミがバックレた時の話を切り出し・・・本当は居場所を知っていたんじゃないか?と訊ねた若崎。
え?と動揺する三倉に若崎は、アザミの事をよく見ているお前が、店の中で何時間も見つけられないワケがないと指摘したのです。
若崎から目を逸らす三倉は、随分と自分の腕を信用してくれてんだな、と口にします。
すると唐突に、アザミの事をどう思っているかと聞いてきた若崎。
さらには、アザミは恐らく三倉の事が好きだと言ってきたのです。
固まる三倉はどういう意味かさっぱり分からず、何か新しい隠語か?と聞き返します。
そのままの意味だと答える若崎は、アザミの態度を見てそう思ったことはないか?と訊ねたのでした。
初期の強烈な記憶の数々を思い返す三倉ですが、思い当たることは一切なく・・・どう考えてもないと言い切ります。
何かの間違いが起きた時、三倉が一瞬でここから消されてしまうことを心配しているのだと話す若崎。
だったら心配ない、と、三倉は即答します。
そして、仮にアザミが自分を好きだとしても、ここでの決まりを心得てるし、破ったらどうなるかも彼女は知ってるから何も起きたりしない、とハッキリと述べたのです。
三倉に疑いの目を向ける若崎は、結局アザミのことはどう思ってんの?と逸らされた話題を戻します。
どうでもいいだろうと答える三倉は、アザミぐらいの年頃の好きなんて真に受けるものではないし、何度も失敗を繰り返して男を見極めていく過程の失敗の方が自分だと言います。
さらに、これからお金や地位、名誉でもなんでも明るい未来の可能性を持ったふさわしい男と出会える機会がアザミにはいくらでもあると話す三倉。
その時、なんの取り柄もない借金持ちを好きになる価値なんてないって気付くのだと三倉は言うのです。
卑屈過ぎる三倉の考えを聞かされた若崎は、へぇーと口にし、で?どう思ってんの?とまた同じ質問をぶつけます。
さっきからなんだよと声を荒げる三倉に、言わないから気になるんだもんと返す若崎。
それに・・・と続け、アザミの気持ちを少し決めつけ過ぎではないか?と指摘します。
そして、もしアザミが借金を返し終えて、それでも三倉の事を好きだったらどうするのか?と問うのです。
もしそうなれば、もう三倉の気持ち以外に否定の理由なんかないんだぞ?どうすんの?と三倉をさらに煽る若崎。
すると、仮定の話なんかできるか!バカ!と三倉はぶちギレ、その場から逃げて行ってしまったのです。
ただ三倉の今の気持ちを聞いてたつもりだった若崎は、答えないってことは好きってことなんじゃないの?と一人になった縁側で呟くのでしたー--。
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十億のアレ ネタバレ 37話 の感想!
今回、個人的には、三倉と若崎の会話シーンがとても良かったです。
若崎にグイグイ質問されて動揺する三倉と、若崎の子どもみたいな一面がとにかく可愛くてたまらないですね!
掟がある以上、今の段階で三倉とアザミが恋仲になるのはやはり難しそうな感じ・・・。
吉原を出た後ならOKってことなので、恐らくそれまでお預けなのかな?って思います。
この先どのような展開が待っているか分かりませんが、今後もアザミと三倉の関係からは目が離せないです!