十億のアレ ネタバレ 32話!こっそり三倉を見つめるアザミに突然膝枕をする糀谷は…

漫画ネタバレ

ズズズキュン!の漫画「十億のアレ。~吉原いちの花魁~」(宇月あい先生)32話を読んだので、ネタバレと感想をご紹介しますね!

アザミを訪ね、再び花扇へとやって来た糀谷。

精気のない顔でぼんやりと座り込む彼を見つめ、ここに救いを求めてきたのだと悟ったアザミは…?

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十億のアレ ネタバレ 32話!こっそり三倉を見つめるアザミに突然膝枕をする糀谷は…

小鳥役の次に、木南がとってきた仕事は…深夜枠だけど主演。

「おはぎ放浪記」という、何とも気の抜けたタイトルの30分番組でした。

オモシロ枠ばっかりとってくると呆れられますが、木南は本格女優へのプランは順調だと自信満々です。

ところが当のアザミはーーー糀谷の相手でヘロヘロ。

その日も3日連続で付き合って、ヨロヨロしながら楼主の部屋に向かいました。

相変わらず隠し窓から監視している睡蓮も、部屋の前に待機している三倉もフラフラです。

3人の様子を目の当たりにした楼主も渋い顔。

睡蓮なんかは、動かない人間を一晩中見ているより、激しい行為をしたほうがマシだとまで…。

アザミ主演のドラマが決まって、他の客で予約は埋まらないかと期待する睡蓮ですが、糀谷の方が一枚上手。

すでに定期的に事前予約をしていました。

楼主は、糀谷がこのままただの客に収まってくれるか、そうと見せかけて裏をかくのか見極めが肝心だと思案します。

ただ、今は見守っているしかありません。

睡蓮は、今の糀谷は心中でも起こしそうだ、と危惧しました。

アザミとしても、最初にあの状態の糀谷を見た時は彼のことを少しは理解できたと思ったのですが、またわからなくなっています。

それに自分自身の気持ちも、迷い始め混乱していました。

糀谷を罰したいのか、許したいのか、それとも助けたいのか…。

 

そんな中、宮柳が部屋に、小鳥役の着ぐるみを持ち込みます。

目の前で踊ってほしくて購入した、と言うのです。

ご丁寧に着付けと髪結まで、自費で用意していました。

アザミは金持ちのお金の使い方は理解できない…と呆れます。

でも、最近の気疲れを思うと、宮柳がいい人に思えてくるから不思議…。

宮柳に、糀谷が通っていることを仄めかされて、アザミはうっかり暴露してしまいます。

顧客情報は他言無用。

慌てて取り繕いますが、宮柳はそれ以上突っ込むことはなく、彼は知っているのか?と意味深な言葉を呟きます。

アザミが三倉に惹かれていることを糀谷が知ったら、どうなるのかと…。

 

そして数日後、糀谷の予約の日がやってきます。

睡蓮はげんなり。

その日の警護は三倉ではありませんでした。

糀谷が部屋に入ると、アザミは愛おしいものを見るような表情で窓から外を見ていました。

糀谷に気付き、慌てて窓から離れるアザミ。

チラッと糀谷が目を遣ると、窓の下には通行人と何やら話している三倉の姿がありました。

いつものようにソファに座った糀谷は、突然アザミの膝に頭を預けてきます。

動揺しながらも、アザミは糀谷の頭をポンポンと撫でました。

するとアザミの手を掴んだ糀谷は、反対の手でアザミの顔を引き寄せキスをしてきて…!

そのままアザミを抱き上げると、布団の敷かれている部屋に連れていきました。

何が引き金になったのかさっぱりわからないアザミ。

その夜アザミは糀谷に抱かれたのでしたーーー。

>>>十億のアレ ネタバレ 33話 はこちら

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十億のアレ ネタバレ 32話 の感想!

糀谷に芽生えたのは嫉妬でしょうか!?

アザミは睡蓮に、糀谷がヤケを起こして心中しそうだなんて聞いていたから、実は毎回ヒヤヒヤでした。

だから突然膝枕なんてしてきてひとまずホッとします。

アザミが頭を撫でたりしなかったら、もしかしたらそのまま何もなかったかも?

お客として来ているんだから、そういう行為はあって当然なんだけど、あまりに突然だったからアザミは最初ただ呆然としています。

2人の関係は、これでちゃんとした(?)遊女とお客の関係になったと言えるわけですが、アザミはホッとしたのでしょうか。

心中という危機は去ったとは思うけど…。

糀谷の心の変化は気になりますね。

ただその場の嫉妬心だけで、アザミを抱いたようには思えないし。

アザミに執着しているのは確かだから、このままただの客になるとも考えにくいです。

糀谷がお客として通い続けるとしたら、アザミ自身、不完全燃焼のまま体を重ねていくことになりますよね。

アザミにそんな器用なことできるとは思えないのですが…。

とりあえず、睡蓮の苦行は去ったということで(笑)

今後も糀谷がどう動くのか、気になるところです!

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